死闘の末に…東京(１)vs(１)浦和…第１３節味の素スタジアム

NEVER FORGET 2010 12.04の大きな幕。

降格を教訓に。いい幕だね。

ここでの試合はいつも死闘になる。ずっと勝ってしかいない地で、得点直後に追いつかれてのドロー。

まあもったいないけど…

ポストに二回当てた運もなかった。今の浦和とFC東京の差は、そういうところも味方につけないと厳しい部分はあるのかな。

この試合、浦和の選手はよくシュートを枠に飛ばしていた。それが権田の大活躍によって、梅崎のシュートもマルシオのシュートも止められるんだから仕方ない。クロスからのマルシオのボレー…あれ止められるかね(>_<)

守ってもまず永田と啓太が素晴らしかった。体を張り、スペースを潰し、シュートをブロックしと。

永田と啓太の存在感が際立ったためにしまった試合となった。

試合としてはしかけるFC東京と守ってカウンターの浦和という構図。渡辺千真がこれまで通り好調なら惨敗していた試合だったのも事実。個人的にはここは不満。浦和がしかけていかないとこの先へは進めない。中断中の大きな課題。

右に石川、左にルーカスを置いた布陣では、しっかり固めた浦和の守備をこじ開けることがむつかしいと判断したのか、途中から石川がかなり中へ絞った。これになかなかついていけないため大ピンチも招いたが、石川がいたところが綺麗に空くため、浦和は左サイドからの逆襲で大きなチャンスを作れるように。

結局あまりのバランスの悪さにルーカスがそこを埋めて、ダイナミックな時間だけが続くことにはならなかったけど。石川は中に居つくんじゃなくてタイミングを見て中にいたら浦和はなす術がなかったろうな～と。

この辺はかなり助かった。

こういうアクションを相手がしたのを突くサッカーじゃなくて、浦和からこういうアクションをしていきたい。

全体としてすごいテンポで進んだ試合は、途中出場の原口が最後で存在感を見せた。

柏木からのパスに抜け出し、クロスを中に転がすとそこにはマルシオマルシオが堅牢権田からゴールを奪って勝ったと思ったが…

直後にマルシオを下げて小島を入れたタイミングでCKを森重に決められて同点に。

そしてラストチャンスも原口がポストを叩いてホイッスル。。。

最後は悔しい形でのドローに。シュートをあれだけ枠にうてるようになっていること、そしてそういう展開に持ち込めるようになっていることは素晴らしい。

あとは試合を自分たちで作れるようになっていってほしい。