熱き福岡で残留に手をかけた!‥福岡(1)vs(2)浦和‥第33節レベル5スタジアム
遠方アウェーはやっぱり最高♪
そして残留へ王手。
長かった残留争いも、今日やるべきことをしっかりやって、来年に向かいましょう!!
この試合、アビスパはホーム最終戦。
今シーズン限りでの引退を表明している田中誠、来シーズンJ1での挑戦を表明している松浦拓弥、契約延長をしないこととなった山形などいろいろな気持ちがこもる試合。
特に松浦は凄かった。攻撃の起点として組み立て引き出し持ち出し、福岡でネイビーブルーをまとっての最後の雄姿をと素晴らしいプレーを見せていた。
そんなアビスパに押され、浦和は最低のなにもできない試合を‥‥
そしてそんなアビスパに押し込まれた展開からアビスパに左サイドを崩されキムミンジェ・松浦・成岡とアビスパ最高の攻撃の演出家のつなぎで崩しての成岡の折り返しを岡本英也に決められて先制を許した。。。
勝たないと厳しい浦和は苦しくなったが、堀監督はここで修正。永田にラインを上げてコンパクトにするようにと指示を出したことで、徐々にリズムを創り出すことに成功。
そして前半終了間際、右の平川忠亮の突破・クロスから中の田中達也がつぶれたこぼれ球を柏木陽介が足を振り抜いて同点ゴールを決めた!
そして後半、縦パスに梅崎が反応。末吉の後ろから倒したプレーが当然赤紙となりPKに。これをマルシオが家本お得意のやり直しにもめげず2本目も決めて逆転。
一人多い浦和はそのあとは無理することなく、松浦も前半のようなプレーを見せることはできず、逆転で試合を終えた。
一人多い中で、決められるチャンスもあった。
マルシオが躍動しての田中達也の抜けだし‥を達也が枠に飛ばせずマゾーラや山岸が好き勝手言ってたけど^^;
そんな流れのを保ったままホイッスル。
コンパクトにするサッカーに切り替え結果が出たことが嬉しい。
永田はとっさの変更に弱いのかな‥というような感じもあったけど、半年間散々高いラインでやってたんだから大丈夫。来シーズンもその高さとサイドバックを走らせるフィードに期待だ。
そして負傷してしまったがセルの頑張り。
負傷は残念でならないが‥‥それまでのセルは前半でただ一人素晴らしかった。
ワントップもしっかりこなしていたし、裏へ蹴りだすしかない飛んでもない悲惨な暗澹たるサッカーの中でも一人必死にプレーをし、そしてその中でもそこから抜け出してチャンスを作る技術とハート、そしてスピードとパワーを持っていた。
自身の好調さ、勢いに体がついていかず最後のところで負傷を負ったのは本当に残念だが、来シーズンこの活躍の上に得点を期待したい。
そして最後に、最大に嬉しかったのがベンチ。
ハーフタイムには引き上げてくる選手を最高の笑顔と身振り?で祝福し、PK時にはみんなで肩を組んでいた。
待っていたのがこの一体感。
目の前で見られたことが本当に幸せだった。
それだけでなくピッチの選手や審判に声をかけ(けっこう厳しい声も飛んでいた)、家本や堀監督に注意までされていた。
山岸や暢久は小島やマゾーラと本当に和気あいあいと明るい雰囲気を、一体感を作っていた。
1つ残念なのは‥‥この輪にスピラノビッチがいなかったこと。。。
今の扱いでは‥‥仕方ないし責めることは自分にはできないけどね。。。
それでも選手を鼓舞する声をかけ、しっかりアップをしと、最後までプロとしての姿勢を見せてくれたことに感謝する。
今の経験は、そして今のその行動がきっともう一回りマシュー・スピラノビッチを大きな凄い選手にする。
極東から陰ながら応援している。
さあ柏戦。
目の前の試合に、真摯に熱く取り組むだけ。それが浦和だ。
優勝するからお客さんが集まるチームになったんじゃない。
熱く闘うから魅力あるチームになったんだ。
その第一歩が2011年12月3日。
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