爆発そして最下位脱出‥山形(0)vs(5)福岡‥第32節
ちょっと前の試合にはなるけど、アビスパが5得点を挙げて最下位を脱出した試合を簡単に。
まずこの試合、アビスパの守備陣が非常によく頑張っていた。
山形は長谷川と山崎の2トップ。
悲しいかな、山形はこの二人しか攻撃で脅威になる選手がいない‥‥
MFをからめての試合ができたらよかったと思うけど‥‥
MF以下はサイドを崩すための選手扱いで、真中はものすごい広いエリアを山崎と長谷川がカバーすることになってかわいそうな感じだった。
真中をそんな中でもついた秋葉勝がミドルでポストをかすめるようなシーンもあったから‥‥もっと真中を使えばよかったのにな‥‥と思う試合をしていた。
で、その山崎雅人と長谷川悠に徹底的に我慢強く付き続けたのがアビスパ守備陣。
山崎も長谷川もかなり広いスペースを動き回っていたから捕まえるのは大変だったと思うけど、それを完遂したことがアビスパの完封勝利に繋がった。
山崎と長谷川でワンツーと言う面白いシーンもあったけど、それをしっかり体を付けてつぶしていたのが印象的な、そんな頑張りを見ることができた山形戦だった。
とはいえやっぱりこの試合は何と言っても得点。
それも開始直後のゴールからで結果的には5点も挙げたことは驚いた。
2分、クロスを中で松浦がつぶれた中で得たこぼれ球とスペースに鈴木惇が走り込む。
鈴木惇はしっかりシュートを撃って先制に成功。鈴木惇はJ1初ゴールを決めることができた。
さらに11分、真中を松浦拓弥がものすごいドリブルで切り裂いて最後はGKも揺さぶって左足でゴール。
松浦のアビスパでの生活は今シーズン限りとなる模様。
一年間本当に素晴らしい成長を遂げたと思う。
来シーズン注目の選手になることは間違いない。
そして38分、高橋泰が真中での落としから抜け出すと、シュートを右ポストギリギリに決める見事なゴール。
いいアピールになったんじゃないだろうか。
前半を完璧な形で0-3として後半折り返した。
後半は最下位に落ちたくない、一矢報いたいモンテディオの試合。
何度か危ない場面を作られながらも体を張った守備でしのぐと、浅野監督は重松・牛之濱と若い前線の選手を投入。
もちろん3点のリードという側面があったにせよ、まえに若い選手を入れて、前からしっかりボールを追いかける采配をした浅野監督は見事だった。
そして、その彼らの頑張りが実を結ぶ。
88分、モンテディオがDFラインでのパス回しにもたついたところを、重松健太郎がボールを奪取。
最後は牛之濱にボールを出すと、牛之濱もしっかり起用に応えるシュートを決めてプロ初ゴールを決めた。
これだけでは終わらなかった。
92分、今度はDFラインからのセットプレー、一気に裏へ蹴るとそこには牛之濱が走りだしていた。
牛之濱が見事なトラップを決めてシュート。
いきなりの2ゴールで試合終了。
来年、アウェーで勝つ、っそして昇格へ、いいイメージを持てる試合ができたのではないだろうか。
反対に山形としてはこれで最下位へ‥‥
山形に愛のない選手は去れ
こんな横断幕が出てたけど‥‥どうなんだろうね‥‥
所属するチームに愛のない人なんていないと思うし、そんなことは掲げていた人だってわかってるはず‥‥
それでも揚げちゃう、そういう状況になってしまう‥‥
非常に寂しいことだと思う、そんな場面だった。
最後に‥‥
牛之濱の2得点は嬉しい。でも‥それが1点だったからと言って福岡側の喜びは何ら減らない。
4-0で、寒い山形で、雨のピッチコンディションで、アディショナルタイムをやる意味ってどこにあるんだろう‥‥
ルールを守るのは大事だけど‥‥こういう試合になったらアディショナルタイムは取らなくてもいいんじゃにのかなと感じた試合でもあった。
さあアビスパはようやく再開脱出。
このまま17位で来シーズンJ2の舞台で暴れる準備をしてほしい!!
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