動かず寄せず‥魂のこもった試合はどこへ行った?‥大阪(3)vs(1)浦和‥第24節長居スタジアム
直輝&柏木のサスペンションで、組み立てる際動きながらもらうメンバーがいなくなった浦和。
誰が動いてボールを引き出し、どのように攻撃を組み立てていくのか、、、と思ったが……
結果としては誰もその動きをせず、さらには山田直輝であり柏木陽介が持っていた中盤でのハードワーク&早い寄せを失った浦和は、本当になにをしているんだかわからないまま90分を過ごし、そして当たり前のように散っていった。。。
セレッソはラインを思いっきり下げて、そして最終ラインの真ん中には人に強い茂庭と上本を置く布陣に。
1対1に強いタイプ二人だから、前で動かせばラインも低いだけにスペースも作りやすいしチャンスがあるんじゃないかと思ったが……
浦和の選手はやっぱりみんな足下勝負…それではセレッソの思うツボ。
挙げ句の果てに田中達也は直輝の位置での起用だったはずなのに、、、ランコと横並び……
ということで中盤がスカスカになってしまった。
そして中盤のスカスカを突かれる。
浦和はセレッソより3本分くらいラインを高く設定。
そのこと自体は素晴らしい、が…
中盤のパスの出し手を潰さないと裏へ出され放題に…
最初は啓太・暢久がサボってて高い位置からガンガン通される、そこで一応の対応ができるようになっても、その前に達也がいないから広大なスペースがあるからそこからロングボールをガンガン蹴られる…
セレッソはそれだけだったのに。
貰い手の動きだしと達也の位置と出し手へのチェックの徹底さえしておけば全然違う試合になるのに…
結局スピラノビッチがステイすれば倉田秋から裏へ出されてファビオロペスに通り中へのボールを山口蛍に決められて失点。
中盤のチェックが機能しないから仕方なくチェックに中盤まで行けばそのスピラノビッチが出たスペースを狙われるという悪循環…
セレッソの2点目はそんなスペースを使われてきっちり高い位置でつながれ、最後は扇原に見事な枠隅へのショットをエリア斜め45度から決めれ‥‥それが87分‥‥
そして最後はカウンターに沈んだ。
スピラノビッチが前へ行くなど総攻撃をかけたところをカウンターをくらい、最後は左でファビオロペスと加藤順大が1対1に。
ファビオがループシュートを撃ち、これはバー下に当たるものの、詰めていた倉田秋に決められて万事休す。。。
攻めては2枚換えのあと、右で小島が展開してからの原口(中央)への当てで好機を作って原口のシュートに高崎が詰めて追い付いたが…
決定的な場面はそれと、ランコが素晴らしいショットを撃ちマルシオが詰めた(メインサイドからはオフサイドに見えた‥が旗は上がらず)ものの決められなかったシーンくらい…
本当に残念な残念な試合になってしまった………
希望の光はセルと小島か。
セルは左に投入後よく動き、ゴールへの仕掛けの動きを見せていた。膠着した前線をいい方向に変えられていたと思う。
もう一人小島。
投入後中盤をしっかり組み立てていた。彼のセンスは素晴らしい。こんな試合になるのなら最初からいても、と思う活躍だった。今後のチャンスに期待だ。
が、全体的に低調な試合をまたも…
ああやってベッタリ引く相手に弱いとはいえ…あまりに悲惨な試合だった。
ラインを上げることは続けてほしいだけに、その前での守り方の徹底がなんでできないのか…
そして、後半原口が2トップの位置にいたら呼んで中盤に下げさせ、そこから原口中心に攻撃にリズムを作るような指示ができるのに、なんでそれを前半から田中達也にできないのか…
本当に残念でならなかった…
なんで2トップになっちゃったのか…
そしてなんでボランチ二人は……
インターナショナルウィークでしっかり建て直してほしい。
今出来ることを精一杯やってほしい。
修正すべきところを修正するだけでもかなり違うはずだから…
ラインを高くすることって素晴らしいことだと思う。
コンパクトに戦うこと、押し込んで戦おうとする考え方は間違ってるわけじゃない。
でもそれをするチームが(特にJリーグで)少ないのはやっぱりリスクがあるから。
リスクの回避の方法としてはやっぱり、その前の、出し手のところでのつぶしなんじゃないだろうか。
そこをつぶせばそんなに怖くはないはず。
啓太・暢久にとっては厳しい部分もあったはず。
なにせその前の選手がその前のスペースをがら空きにしてしまってるんだから。
でも啓太も暢久も現キャプテンや元キャプテン。
そういうことは感じたなら言わないと。
なんのためのキャプテンだ。
そうしたうえで自分たちのところでしっかりつぶしに行けたのなら‥もっと変わってたはず。
結局そうした指示を、それをしなければいけないポジションであり立場であるはずなのにせず、自ら苦しい状況にしてどうするんだろう。。。
ゼリコもゼリコで、原口に中盤に戻りなさいという指示をできるのなら田中達也には言わないとダメだった。
試合中、選手間でそういうところを修正していけるのがベストだけど、それがないのならばその役は監督が負わないといけないわけで‥
言いやすい選手にしか言わないんじゃあ‥監督として失格だよ。。。
リスクを冒した先に絶景はあり、それを目指すことって本当に嬉しいことなんだけど‥‥
リスクを最小限にすることを怠った上でリスクを冒すのならば、それは無謀であり自殺行為にしかならないし、絶景にたどり着けるなんて思わない方がいい。。。
残念ながら、今やってることは目指しているところへの準備があまりに足らない、そんな風にうつる。。。
べた引きの相手に勝てない、今に始まったことではないんだけど‥‥そろそろチームとして勝っていかないと。
何回目なんだろう。
まだ去年と同じ時点で喫した負けの数は去年の今の段階より少ないらしい。
まだ2勝1敗ペースでいけば去年と同じような勝ち点に持っていけるようだ。
そして去年の順位を上回ることはまだまだ十分に可能なこと。
暗くなること、下を向くことなんてないんだから、明るく楽しく元気よくじゃないけど、そういう姿勢で躍動感あふれるプレーを見せていってほしい。
悲壮感を生みだすのが浦和は得意みたいだけど、チームがそんな雰囲気じゃあみんなが望むそんなプレーって見られないんじゃないだろうか。
セレッソは、入場後の整列でクラブマスコットをいじるそんな余裕のある入り方だった。
明るい気持ち、リラックスした気持ちで、もっと柔軟にいろいろなことをチャレンジする、主体的にやってみようと思えるチームになっていってほしいなと思う。
そのためにも休養は大事。
後半啓太が素晴らしい縦パスを右サイドの峻希に出したのに、峻希は完全に動き出しに遅れて合わず‥なんてシーンもあった。
峻希を筆頭に疲れているメンバーが多いのもまた事実。
峻希は代表に呼ばれており、リフレッシュできる期間がないんだけど、7人(A代表:スピラノビッチ・デスポトビッチ・柏木・原口/U22:直輝・濱田・峻希)を除くメンバーはそういった時間も取れるはず。
この期間でまたチームをいい雰囲気に変える、そんなことを残った多くの選手には期待したい。
いいアイディアと雰囲気のなかでのここぞというところでの魂のこもった試合を見たい。
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