初勝利！‥福岡(１)vs(０)甲府‥第２節

ハーフナー頼みのヴァンフォーレ甲府。

チーム１３得点中７得点がハーフナー・マイクによるものらしい。

こんなチームがもう一つあったな。

ガンバ大阪。

そのアドリアーノは中東へ移籍したし、マイクも浦和へ移籍するってことなのかな^^;;

福岡としてはまずどうやってマイクを止めるかが、勝利のために絶対に必要となる。

そしてそのミッションを完璧にこなした丹羽大輝・小原章吾のセンターバックコンビ。

マイクにエリア内で全く仕事をさせず、勝利をもぎ取った。

それだけでなく、絶対に仕事をさせてはいけない、絶対に絶対に抑えないといけない、永里源気を幾度となくオフサイドの網に引っ掛けて止めていた。

山形辰徳も永里をストップしていたし、もう本当にDFラインの選手(和田拓三も途中出場の山口和樹も含めて)が素晴らしかったと思う。

今シーズン初の完封、一番失点が少ないべガルタ仙台(１１失点)のほぼ３倍の失点となる３２失点を喫している、ここまで本当に苦しんできた、DFラインが最高の結果を残した。

まずこの勝利は彼らの悔しさと気持ちと結果がこもったものだと思うし、本当に本当にうれしい。

前線は岡本英也ではなく成岡翔がスタメンで起用された。

岡本得点力は魅力だが、最近精彩を欠いていることと、そして成岡の力を、引き出しボールを出す力を使いたいという意識なのか。

成岡は得点の影のおぜん立てをすることで結果を出した。

16分、真中でボールを奪った田中佑昌が右にひらいた城後寿に簡単にボールを渡す。

城後は中でフリーに動き出した田中佑昌へクロス、これをきっちり撃ってアビスパが先制。

フリーになれた要因として成岡がファーでフリーになる動きをしてDFの意識をひきつけたことも大きかったと思う。

こういう形、城後を外に出した形でのゴールは嬉しい。

城後がそとに出たシーンとしてはもう一つ、右から松浦拓弥へというボールもあった。

田中佑昌にしても松浦にしてもこういうシーンを多く作っていけるようになっているし、今後さらに期待したい。

城後は中でも仕事をした。

鈴木惇が縦にボールを出して城後がループを撃ったシーン。

城後の身体能力を感じさせる素晴らしいシーンだったと思う。

ただ、甲府GK荻晃太も素晴らしかった。

腕を目いっぱい伸ばしてストップ。

荻は最後の岡本との１対１も止めたし、やっぱりいいGKだね。

攻撃ではもう一つ、真中でフリーで撃てるシーンが多くなっている。

松浦や田中佑昌が撃ったシーンや最後の岡本のもそうだし、田中佑昌から鈴木惇のヘディングもそう。

こういうのを決めていかないといけないのかもしれないけど‥

そういうシーンを多く作ったことを喜びたい。

そして中町公祐の復帰。

次節末吉隼也がサスペンション。

鈴木惇と中町のコンビもあるのかな。

まだスタメンはきついのだろうか。

ポジション争いも楽しみの一つである。

勝利に浸り、そして次節のしっかりとした準備をして、また勝とう!!

甲府は三浦俊也監督を今シーズンから起用。

昇格したのに監督を変える、三浦さん、ということは何が何でも残留を、だったと思う。

ところが実際には現在降格圏、サッカーもマイク一人‥

ん～～。

なんかもったいないなと感じた。

これで落としてしまっては三浦さんが三浦さんじゃなくなっちゃうはずだし、なんとしてでも残留をするためにここからいろいろやってくるんだろう。

三浦監督の意地と経験に今後期待したい。

甲府の小林久晃(背番号４)について。

セットプレーでのヘディングはうまいなあと感じた。

最後に目測を誤ってヘディングをできず、なんでもない六反からのGKを岡本と荻の１対１のシーンを作ってしまったことは猛省ものだが、こういう能力を持つ選手には頑張ってほしいなと思う。

初勝利!!

ここから奇跡の残留を!!

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