プランBの敗北‥浦和(１)vs(３)清水‥第16節

試合の入りは浦和のものだった。

ただセットプレー‥‥

ボスナーにやられた試合‥‥

ボスナーの２本のFKはそれはそれは素晴らしいもので、そして、それはそれは重いものだったと思う‥‥

まず１本目‥‥‥

ボスナーのFKをマルシオが壁で動いて穴を空けてそこにボスナーお得意の弾丸FKが飛び、失点‥‥‥

スカパー中継によると14失点中9失点がセットプレーとのこと‥‥

防げないものは仕方ないが‥‥防げなくはないものが多いだけに‥‥猛省もの‥‥

で‥清水は大きくここから引く‥‥

浦和も坪井を前半途中で下げて原を投入‥‥

これがプランBか‥‥

坪井が悪いわけではないんだから、明らかに前半無失点で抑えて後半勝負、というゼリコのプランニングが崩れたゆえの交代だと思うが‥‥坪井は悔しいだろうな‥‥

そしてこの交代はどうなんだろう‥‥

はっきりしてていい面もあるとは思うけど‥‥

原は古巣戦、投入直後はずいぶんと積極的にシュートをし掛けたりしてたけど‥‥‥

GK碓井へくだらないちょっかいを出したところから消えていく‥‥

そして後半の高原‥‥

右からの大前元紀のクロスを永田の後ろに走り込んだ高原がダイビングで頭で合わせゴール‥‥

坪井を下げ原・啓太を下げマゾーラとしたことで‥‥

中盤スカスカに‥‥

そしてその中盤を突かれガンガンやられた中での失点‥‥‥

で、余裕をもったゴトビは高原に代えて永井雄一郎を投入。

前半で退いた小野伸二(枝村と交代)のキャプテンマークは高原がつけてたのね。

ということで小野→高原→永井と浦和OBキャプテンマークリレーが完成^^;

永井も顔見せだけではなく左サイドでフリーになって左足で中央の大前元紀へクロス。

大前が真中でフリーでヘディング(なんで・・・)を撃つも、加藤が片手でなんとかセーブ。

好守の後にはビッグチャンスがある、そしてそれを好守をみせた加藤から始まった。

加藤がボールをつかむとすかさず左サイドへスローイング。

左からマルシオがドリブルで持ち込み最後はエリア内逆サイドにいた途中出場梅崎司へパス。

梅崎は一度は失敗うしたものの、もう一度目の前にボールがこぼれてきて、今度はきっちり決めて１点差。

さあここから‥というところで‥‥

カウンターでのアレックスを倒した柏木のファールをボスナーに‥‥弾丸FK‥‥

今度は壁とは逆、加藤担当サイドに蹴ってきて加藤は止められなかった‥‥

ここ数戦頑張ってきた加藤の負けで１－３‥‥

１本目は加藤に罪はないと思うけど、２本目に関しては加藤にとってはつらいけど大きな経験になったんじゃないだろうか‥

そうしてくれないと困る。

この失点分以上の活躍をしてくれてるんだから、下を向くことなんてない。

でも‥今シーズン16失点中10失点がセットプレーから‥となってしまった。。。

プランBの敗北だと思う。

見るも無残なプランBだった。

そりゃあいつも成功するわけじゃないし、‥‥すぐに２つもできるようになるわけじゃない‥‥

でも‥采配ミスをするにはタイミングがあまりに悪い‥‥

プランBが必要なのは間違いないけど‥‥まずはプランAをしっかりさせてほしい。。。

選手すべてに思うこととしては、セットプレーと前がかりになったところをやられた失点だけ。

選手にとっては必要以上に悲観する試合じゃないと思うし、しっかり前を向いて戦ってほしい。

失点するまでは、縦へのボールがよく通る試合をしていた。

下げられた坪井だって守備での十分の働きをし、攻撃でも久々のゴールかと思わせる、ヘディングでのオンターゲットを撃っていたんだから。

次の福岡に勝たないと、笑えない名古屋戦以来の勝利を名古屋戦で目指すということになっちゃう。

そんなことにならないために‥‥

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おまけ、うだうだ考えてたこと編。

なんまとまってないし、感じるままに‥。

書こうかどうかも迷ったけど、一応書いとく。

書いたことには責任を負いたいと思ってるから、この部分について文句を言うなというわけではないですから、いつものように違うと感じられたことについてはコメントを通して(優しく^^;)教えていただけると助かります。

監督交代

そんなことを求めて何になる。

ゲルトもダメ、フィンケのダメ、で、ゼリコもダメか？

そんなことはサポーターや観客じゃなくてチームが決めること。

たとえ代えるとしても、フロントにはサポーターの声なんかに左右されず自らの意志と責任で判断してほしい。

無責任に文句を言い続けるサポーターと、その声に乗っかって責任を負おうとせずに決断をしてきたチームが、チームをおかしな方向にもっていった面もあるんじゃないのかな。

ゼリコのボルトン発言に関連して。

参考記事

浦和の人気はマンUレベルだが実力はボルトンのようだ (11.6.17サッカーキング)

元記事(英文・日本語文は抜粋ですのでこちらの方がお勧め)はこちら

で、個人的に思うこととしては、、、

マンUの補強のしかた(去年のスモーリング・今年のフィルジョーンズみたいな補強)は見習ってほしい。

でも、監督には‥‥ボルトンから学ぶことって一杯あると思うよ。

前半戦のボルトンは素晴らしかった。

ケビンデーヴィスを使ったロングボールを生かしながらも、細かいつなぎと早い攻めで面白いサッカーをしていた。

これができたのは李青龍やケビンデーヴィス・エルマンデルら攻撃陣のコンディショニングに成功したから。

冬にスターリッジという点の取れる(そして取りまくった)選手を獲得したのに、李青龍のアジアカップ出場を機に、ケビンデーヴィスとエルマンデルのコンディショニングを崩して下降していった。

点の取れるFWももちろん必要だがそれ以上に示唆に富み、教訓から学んでほしいシーズンを送ったんじゃないかなと思う。

ボルトンは馬鹿にする相手じゃなく‥学ぶ相手だと思うけどな。。。学んでてほしいな。。。

もういっちょエジミウソンしかしないこと２点への疑問‥

チームの方針なのかもしれないけど、どんなに低い位置でのスローインでもエジが受ける‥‥

今年はスローインの成功率が上がってるし、その部分でのエジミウソンの貢献は大きいけど‥‥

低い位置でのスローインでエジを下げるしか勝てないのかな‥‥

もっと他の選択肢があれば‥‥スローインからもっと攻撃をできるようになると思うんだけど‥‥

CFが前にいるのと低い位置にいるのとでは全然違うよね。

もう一つはシュートに詰めること。

まだ今シーズン得点という形にはなっていないけど、ミドルシュートに詰めてるのは大抵エジ一人‥‥

こういう努力ができるからエジは得点を重ねられるわけで‥‥それを見て他の選手はやろうとしないのかな‥

詰めるのがエジ一人‥でいいわけないよね‥‥

以上。

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