Ｊ２が熱い!新専用スタジアム構想!!

日本でサッカーのスタジアムを造ろうとするといろいろ大変だ。

そもそも年に１７回＋αしかつかわないというサッカー側の構造の問題もあるが‥‥

それを盾に、やれトラックを付けろという団体や、そもそも建設を反対する人たちがいてなかなかうまくいかない。

こういう状況を一気に逆転できる可能性のあるワールドカップ誘致成功という切り札も、少なくともあと１０数年は切ることができなくなった。

しかし建物は確実に老朽化していたり、あきらかにクラブの格に合っていないところがあったりして、スタジアム建設は必要である。

Ｊ１でも、川崎フロンターレ(等々力競技場改修計画はありますが‥果たして)・ガンバ大阪・京都パープルサンガ(降格)など、、、ひどいスタジアムをいまだに使っているチームもありますが‥

Ｊ２はＪ２でけっこう凄いスタジアムを使ってるところも多いようで。。。

たとえば今岐阜が使っている長良川メドウ。

これはアフターゲームショーで見て、日立柏をもうひとまわり小さくしたスタジアムかなと思っていたら‥‥

収容人数3560人!!

長良川競技場(たぶん陸上トラックあり)を改修工事中だから許された部分もあるんだろうけど‥

できればメドウをもうちょっと大きくして専用で１万人くらい入れば一番いいんだろうけどね‥(Ｊリーグはたぶん１万５千人のスタジアム作らないと怒るんだろうけど)

※日立柏は15900人収容です

ただ、これを甘受しているチームだけではないのが、Ｊ２のいいところであり、勢いのあるところだと思う。

ギラヴァンツ北九州の本城陸上競技場の例なんかはワクワクさせられる。。

ここは10202人収容のスタジアム。

これも新スタジアムを造るよという約束の下、Ｊリーグ加盟を果たしたと思われるが‥‥

ここもけっこうぼろいよな～と思ってみていたら、とんでもないスタジアム建設構想があるらしい。

２万人収容のサッカー専用スタジアム。

しかも最寄駅がのぞみも止まる小倉駅。

極端な話、、、東の方から新幹線で遠征する人にとっては、ビッグアーチより早く帰ってくることも可能なんじゃないかというような立地。

九州のスタジアムって関東では考えられないようなアクセス環境を誇るチームが多いよね。

アビスパも空港からバスですぐ。サガンも特急が止まる鳥栖駅のすぐそば。

今はＪ２に大挙してるけど、そのうち強豪になっていく芽もあるんじゃないかな。

そして、絵を見る限り、、、最近多いＮＡＣＫ５やフクアリ・アルウィンと同じような香りがしてくるし、これは楽しみだなという思いになる。

ただ共産党候補の話(眉唾ものではあるけど‥)では「市民の間では大半が反対している」とも。。。

こんないいスタジアムが日本ですんなり決まるわけはないんだろうけど、北九州の人には頑張ってもらいたい。

北九州に、ホークスを超えるコンテンツとなりうる可能性をもったスタジアムだと思う。

もうひとつがザスパ草津。

ここがホームとして使用しているのが、敷島公園(正田醤油スタジアム)で、Ｊ２での最低ランクのスタジアムらしい。

(バックスタンドの椅子なんて万博よりはるかにいいんだけどね。)

ザスパも新サッカー専用スタジアム構想が持ち上がっている。

場所は伊勢崎‥

チームができたときからの経緯として草津の名ははずせないんだろうけど‥

前橋にしても伊勢崎にしてもちょっと遠すぎると思うんだけどね～。

こればっかりは仕方ないのかな‥

この二つの計画がどこまでうまく行くかはわからないけど、Ｊ２からでもこういった新スタジアム、新サッカー専用スタジアムの計画がどんどん出てくることは大変いいこと。

もちろんチームの持物ではなく、行政に動いてもらわなきゃできないなど‥

まだまだいろいろな問題はあるとはいえ、こうした計画は大いに歓迎すべきことだと思う。

スタジアムを作ること、サッカーチームを誘致することというのは、行政側からしてみたら、けっこう重荷となる部分があると思う。

そんな思いがにじみ出ているページをザスパ関連で調べてる時に見つけたので最後に紹介。
新幹線も止まる徒歩圏内にある高崎競馬場跡地(ホリエモンが買収を目指すといって有名になった競馬場です)にアルテ高崎のスタジアムを建てられないかという質問に対する回答の一部ですが‥

高崎市は、アルテ高崎の前身のＦＣホリコシからホームタウンを打診された経緯があります。ホームタウンとはスタジアムの確保などが必要条件で、Ｊ1では15000人以上、Ｊ2では10000人以上の収容人員を要するスタジアムの整備が求められます。
県内のＪ2クラブである「ザスパ草津」は、ホームタウンは草津町、前橋市を中心とする全県であり、スタジアムは県営の陸上競技場となっています。
甲府や山形といった高崎に比較的人口規模が近い地方都市でも、複数のホームタウン制を採用し、スタジアムは県営といった状況です。
スタジアムの建設や維持管理には多額な経費が必要とされ、市が単独で建設し維持することは他の都市の例を見ても困難なことであり、実現するためには財政面や観客動員などの確かな見通しが必要です。
このような点から、高崎市が単独でホームタウンになることは時期尚早と判断し辞退させていただきました。

Ｊリーグのクラブに対する行政の考え方が凝縮されている回答のような気もするし、至極もっともな考えだと思う。

専用スタジアム構想の成功は、この流れを変えて、もっとサッカーを積極的にとらえてもらえるきっかけにも重要なことだと思う。

もちろんこの考え方が成功を阻害するようなことも十分にあると思うけど、担当者の方には是非頑張ってほしいなと思う。

新サッカー専用スタジアム構想を応援します

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