「みんなが試合を見ていたんだからそれぞれ判断すればいい」～セルビア(１)vs(０)ドイツ

若いチームは一度勢いにのると、その勢いをかって一気に高いところへ登りつめることができるといわれている。

ただその勢いを殺したのは確実に予選でも絶対的な強さを示してきたセルビアの高さ・強さと主審のカードだろう。

表題のコメントはラームの試合後のコメントだが・・・

個人的にはクローゼの軽率さが一番悪い。

一枚目の黄紙も二枚目の黄紙も微妙だったといえば微妙だったんですが・・・・

でもね、後ろからのチャージなんだよね～

出てもおかしくはないチャージを繰り返すのはどうなんだろう。

少なくともベテランのやる行為ではないよな～

そしてこの直後・・・

右サイドの突破からのクロスをジギッチらラームと競り合い(そりゃあ無理あるよ、３０cm以上差があるよ)落としたボールをヨバノビッチがゴール目の前でフリーで売って先制。

この時間帯に決められたのはセルビアは本当に大きかったと思う。

このあとの時間帯、落ち着きを取り戻したドイツは次々とセルビアゴールを脅かす。

ただこの日は、ポドルスキの日ではなかった。

何度も絶好期を外し続けた。

そしてその最大の場面が・・・

セルビアは守備はゴツイとはいえ、そこの中心はヴィディッチ、やっぱり何かが起こる。

クロスを手で防ぎ、当然黄紙＋PK。

ドイツにとってはこの試合引き分けでも初戦の４点差があるからいいわけであるし、別に構わない。

PK決めてドローでは困るセルビアをカウンター狙いで対応することができたかと。

でもやっぱりポドルスキの日ではなかった。

この試合展開で外すか～

シュバインシュタイガーが慰めに行ってたけど・・・・

おまえ何してんだーっていってるようにも・・・

レーウ監督もペットボトル叩きつけてないで、もう糸の切れた凧のポドルスキをかえるべきだったろうけど・・・

それはせず・・・

信じるのはいいけど、選手の状態は見てあげないと。

ポドルスキ・クローゼに関しては国内でも起用を疑問視する声があるなか、起用を断行して、その結果に見事にゴールという形で初戦で答えた二人だが、この試合は一転試合を壊してしまった。

カカウあたりはおもしろい動きをしてるとおもうんですけどね～

これでこのグループも面白くなってきた。

このあとガーナが瀕死のオーストラリアを叩けば、場合によっては２勝１敗で３チーム並ぶ可能性も十分ある。

そうした時に、ドイツにとっては４点差勝ちの１点差負けはそんなに悪いものではない。

セルビアにとってはジギッチを中心に追加点を奪う機会があったにもかかわらず、(もちろんジギッチのシュートがバーに嫌われた面もあったけど)、ラストパスの精度を欠き得点ならず。

得失点差勝負になることを考えれば、、、もう１点取っておくべきだったろうけど。

まぁ勝ったことに満足するべきだろうな。

これでガーナにはおいしい展開。

と同時にオーストラリアも残り二つとればおおいにチャンスが出てくる。

おもしろくなってきたぞ～