⚠️暁のヨナ番外編「飛べ」の考察です。ネタバレありなのでご注意を⚠️
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四龍たちはみんな各々、切なく重い過去を背負っています
ジェハも…
ジェハの先代ガロウは"ジェハを緑龍の里から逃がさない為の監視役"をすることで
里人から報酬(食べ物)を恵んでもらっていました。
ガロウは事あるごとにジェハを殴り蹴り痛めつけます✊🤛👊
けれどガロウは里から何度も逃げ出すジェハが
"憎くて痛めつけている"
のではないのにお気づきでしょうか…
ガロウの中に渦巻く
"死への恐怖、能力の喪失 取り残される不安 寂しさ 怯え 嫉妬 "
そして渦巻くものの中にもう一つ隠れているのがジェハを思う
"愛情"
でありそれら全てが
"暴力"
という"歪んだ形"でジェハにむけられていたのではないかと考察しています
愛情"を表すには思いは"複雑"すぎ、お互いの"緑龍の血"が更にそれを"困難"にしたという事でしょうか…
ガロウがまだ赤ん坊だったジェハを初めて見て涙を浮かべている場面がありました。
ガロウはおそらくその時とても嬉しかったのでしょう
それほどガロウは
孤独でジェハの存在だけが
唯一、孤独を埋めることのできる相手だったのではと…
そしてジェハもどんなにガロウに殴られ蹴られ痛めつけられても"ガロウの中にある自分への愛情"をどこかで理解していたのではないでしょうか
"あんたは長老や里人にどんな扱いを受けても決して龍の力でねじ伏せようとはしなかっただろ"
ジェハのセリフですが、きちんとガロウのことを認めています。
そしてついに緑龍の能力は完全にガロウからジェハへ…
その時ジェハはガロウに傷だらけの手を差しのべます
"行こう 僕と行こう ガロウ
空へ 一緒に飛ぼう"
おそらくジェハは
"緑龍の能力が全て自分に移行した時 ガロウと共に行く事を"
決めていたのではないかと考察しています
しかしガロウはジェハの手を取ろうとはしませんでした…
悪態の中に見える確かな愛情
不器用な愛
緑龍の里を去るジェハが最後にガロウにむけた表情が何とも言えません…
長々とありがとうございました🍀