銀灰色の玩具箱
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星空列車

星空列車の2番車両

後方に流れる星を見ながら

君の寝顔を想像する

「夢の中でも笑ってられますように」って

流れ星だらけの夜空に願いを込める

ちょっと苦めのコーヒーに、三日月砂糖と涙のミルク

立ちのぼる湯気をフィルターに、想い出を再生してみたけど

君の顔ばかり浮かんでくる

ミルクを足しても、ちっとも甘くならないコーヒーのせいで

少しだけ胸がチクチクする

星空列車はサヨナラを経由して

終点までノンストップ

きっと、僕の願いの流れる先は

君の夢だと思うけど

もうすぐ終点だから、降りる準備をしなきゃ

星空列車の2番車両

終着駅には僕だけみたい

サヨナラの魔法

夜空の坂道 急いで登った

「今なら間に合うかもしれない」

白猫の涙 君がかけたまま

解けない サヨナラの魔法

月が傾く まだ探してみる

想い出が全部 流れていくから

「ねえ、君はいまでも 夜空の向こうで 泣いてるの 」

問いかける

こぼれた想い出を、そっと
拾っても、きっと

君は映らないから

もう、サヨナラだね
バイバイだね

君の笑顔


夜空の坂道 帰りは下り坂

解けない サヨナラの魔法

スノウラビット

小さな小さな雪うさぎ

雪の体に、チェリーの瞳

寒さに凍える真白い心で

キミの帰りを待ち続けます

「僕を生んだ親友へ、今日のご飯はシチューだよ」

白い吐息が空に混ざって、雪に埋もれて花になる

「出かけたママの代わりに、僕がおかえりって言ってあげる」

ホントは泣き虫な強がりのキミが

心を込めた僕だから

キミのことなら、何でもわかる

「一番大切なものをキミにもらったから、次は僕があげる番」

時計の針は、3と12
遠くに見える小さな影

いつまで、こうしていられるだろう

きっと、春までもたないな

いつか来るお別れにサヨウナラ

出会えたキミにアリガトウ

小さな影が近づいた
やっぱりキミは笑ってた

「おかえりなさい」

かじかんだ手で抱き締めた

涙の温度で心に溶けた