カイザーゼンメル&ビスキーロール
久しぶりの更新になってしまいました(;´▽`A``
皆さん、梅雨バテしていませんか・・・?
こんな時は、ひゃっこいものでひと涼み。
(去年北海道に行った時、道庁前で撮った雪だるまちゃん)
さてさて、パン教室で習ったパンのお披露目という目的で始めたブログですが、
最近だんだん趣旨からズレていってましたσ(^_^;)
今日はしばらくぶりにパンの記事です。
早いもので上級9回目、カイザーゼンメルとビスキーロールを作りました。
カイザーゼンメルはドイツやオーストリアでよく食べられているパンだそうで、
風車のような独特の模様が特徴的です。
実はこれは王冠を模した形らしく、カイザーの意味はずばり『皇帝』です。
王冠というと、私はピーチ姫が頭にのっけてるようなミルククラウン形を想像してしまいますが、
あの・・・ちょっと前に英語の歌を日本語で歌った『王様』って流行りましたよね・・・?
あの人が被っていたような、ボリュームのある形を思い浮かべて頂ければと思います。
♪ロックンロール♪
パン屋さんでもよく見かけるポピュラーなパンですね。
上にケシの実を振ってはいるものの、生地自体はあんまり味を主張しないので、
サンドイッチにしたり、横半分に切って中をくり抜いてからグラタンを入れたりして(美味しそう・・・)
食べられることが多い食事パンです。
模様のつけ方にも色々方法があるそうですが、教室では効率よく『ゼンメル型』というものを
利用しました。これはパッと見、扇風機の羽根のミニチュアっぽいです。
ぷぷ、1/10スケールモデル??と侮っていたら、なかなか使い方が難しい・・・。
丸めた生地にしっかりと押しつけて捻ることで焼いたあともクッキリと筋が残るんですが、
力が足りないみたいで線の入り方が甘くなってしまって・・・。やっとコツがつかめたかも、と
思ったときにはもうさわれる生地がなく終了~。家で練習あるのみのようです。
蒸気を使ってパリッモチッと焼き、試食の時はバターやピーナッツクリームをつけて食べました。
パンに甘みがなくてすごくあっさり胃に入っていくので、朝食にピッタリなパンです。
もうひとつのパンはビスキーロール。
小型の丸パンにクッキー生地がのっています。
帽子をかぶったドングリみたいでキュート!
クッキー部分は、途中までは渦巻きのアイスボックスクッキーを作る要領でした。
円柱状にした生地を端からスライスして、本体の上に置いて焼くと良い具合に溶けて
パンの上部を覆ってくれます。サクサクのクッキーとフンワリのパンが合わさり
なかなか楽しい食感です。メロンパンを作る時もクッキー生地を使いましたが、
このビスキーロールのクッキーのほうがしっかり固めで噛み応えがあると感じました。
ちなみに写真奥のカップケーキは特別講習のメイプルナッツです。
使われている材料はメイプル風味のお砂糖とくるみ、チョコにオレンジetc…。
とっても豪華で甘~い菓子パン。
今日は他にレモンケーキも作って(黄色い紙でキャンディ包みした、レモンチョコがけケーキ)
結構てんやわんやだったものの、カイザーゼンメルを除く3メニューの甘さの系統が違っていた
からか、胸焼けすることもなくそれぞれの味を楽しめた気がします。
メンバー全員ふたまわり以上年上の人達ばかりなので以前までちょっと緊張もありましたが、
最近はだいぶ打ち解けて、和気あいあいな雰囲気のレッスンがとても楽しいです。
皆パン作りにどんどんのめり込んでるので、作り方のことでお互いアドバイスしたり、
材料や型がどこで安く買えるかコッソリ情報交換したり。
冗談を言い合い駅まで一緒に帰る、そんなささいな時間がこんなに生活の中に彩りを与えて
くれるなんて・・・嬉しい限りです。
まぁ彩りって言っても年齢的にパステルカラーとかじゃないんですけどネ。
うーん、例えていうなら・・・
いぶし銀??( ´艸`)渋っ