指宿スーパー温泉『こころの湯』 ③
やって来たのは『遊癒快房』。
セラミックボール温足の部屋から通じる3つの部屋、岩盤温熱・岩塩温熱・
アイスルーム・・・それぞれの部屋を何度でも行き来できる仕組みです。
2つの温熱ルームは、街中のスーパー銭湯でも見かける岩盤浴形式ですが、
初めて目にしたのがセラミックボール温浴でした。
よくある足湯、あのお湯の部分が温かいセラミックボールで埋め尽くされているんです。
小指の先程の色とりどりのジャラジャラボールに足を突っ込んで雑誌やテレビを見ていると、
ちょうど砂蒸し風呂みたいな感じに足元がドックンドックンしてきます。
そして前回の記事で珍しい施設と触れたのはアイスルーム、その名も白雪の蔵。
室内の気温2度弱
・・・寒~い!
極めつけには雪がチラチラ舞っているではありませんか。
部屋の中央には特大桶にどっさり積もった雪のかたまりが!?
実は天井が大きなカキ氷すり機のような仕組みになっていて、ゆっくりと削られた氷が
チラチラと落ちてくる仕組みなんです。
氷と言っても目の前にあるのはまんま☆雪☆
普段馴染みがないのはもちろん、しかも6月の鹿児島というシチュエーション。
なんだか夢みたいでした・・・。
ウットリしているとだんだん意識が遠のいて(笑)、『寝るなー、寝たら死ぬぞ!!』の
遭難境地。人間て体の温度が下がると本当に眠たくなるんだなぁと実感しました。
でも照明も絞ってあって、BGMもオルゴール系で、かなり落ち着きます。
これはぜひ経験して頂きたい♪
岩盤浴(20分)をしたあとクールダウン(4分)してという風に温めて冷やしてを
繰り返すことが血管や筋肉にとって良い刺激になるのだとか。
何よりも熱い~冷たい~とキャアキャア言いながら出たり入ったりするのが楽しい!
温泉で心身がリフレッシュできるのは、科学的な効果ももちろんだけど、
この楽しいという気持ちがすっごく作用してると思うんですよね。来て良かった・・・。
帰路の途中、道の駅指宿で実家へのお土産に鰹節を購入しました。
ネーミングはずばり『勝男武士』。(・Θ・;)削ってない、棒状のものです。
子どものころ、母がよく台所で使っていた鰹節削り器。
カンナのような刃がついた木箱に、削り節が貯まる引き出しが付いていました。
ゴリゴリッと削って醤油をかけると、これだけでご飯のおかずになるんですよねー。
・・・今ふと思ったけど、これってもしや全国区ではない??
と、とにかく次の日の夕飯でオクラを切って、削り節と卵、醤油でサラサラっと美味しく
頂いたのでした。
満足満足(*^^)v
鹿児島県指宿市東方9236-7
TEL 0993-24-1126