Aloha!Hawaii -ハワイ時間 11月7日am - | 桜の樹

Aloha!Hawaii -ハワイ時間 11月7日am -

-ハワイ時間 11/7 6:20am-


登山道

こ・・・この無骨な山道は・・・?

そうあの有名なダイヤモンドヘッドの登山道でございます。

(*ダイヤモンドヘッド*昔この山に登った人が、転がっていた方解石の結晶をダイヤと勘違いしたことから名づけられたとか。違うと知ってかなりガッカリ?)


前日るるぶデスクで申し込んだ日の出登山。5時起きで車に乗って連れて来られたのはまだ真っ暗な参道入り口までで、大体30分ほどかけて頂上まで歩くことになります。はっきり言って眠くてグダグダです(´д`;)それでもワイキキよりもずっと多い数の星を見上げながら足を進めていくにつれ、だんだんピクニック気分でが盛り上がってきました。ハワイが常夏と言えども早朝の山はそこそこ冷え込むので、初めは半そでシャツで寒さを感じるほど。そう、初めは・・・


-15分後-


『セー、セー、セー(息切れ)』あまりの苦しさに無言で登るのみ!暑くなったので羽織っていたシャツはすぐに脱ぎ捨てました。坂道はまだ良いのですが途中出現する地獄の99段階段に軽く吐きそうになりながらラストスパート~~。


at diamond head

到着!!感無量です。

まだ明けない空の下、私達のホテルが並ぶ界隈の明かりがチカチカと揺らめいて何だか幻想的な風景でした。あれ、雲がひろがってきた・・・あ、雨だー!しかも大粒です。しばらくハンカチを頭に巻いて凌いだものの、日の出予定時刻の6:50を過ぎてもなかなか太陽は顔を出してくれません。帰りの送迎車の時間が決まっていたために、早々と下山することにしました。


恐怖階段

超急角度の恐怖階段。雨ですべりやすいし命がけです。


途中に自動販売機などは無いので、登られる方はミネラルウォーター持参がオススメ。以前は真っ暗だったというトンネルには最近電灯が付けられて、懐中電灯が不要になったのは便利でした。大体中腹まで下った頃でしょうか。雨がピタリと止んで辺りが明るくなってきました。

『あっ、見えた!見えた!』

日の出

やった~、海から登ってくる太陽です。当初の目的を果たすことができました!もし昼間にしか登ったことが無い方は、次回は早朝登山いかがでしょうか?ホテル玄関からの車送迎+ミネラルウォーターで16$(入場料1$込)でした。


-7:30am-


ホテルの部屋に戻って一休みして、朝食を食べに5階のあるカフェに降ります。エレベーターではカナダ人の旅行者達が、自分達も8時間かけてハワイに来たんだよ、と話しかけてくれました。世間話にも花を咲かせたい・・・けれど伴わない私の英語力。でもハワイに居ると『ハワイ(アメリカ)人』OR『日本人』・・・という感覚になっていたけれど、世界中からバカンスに来ている人がいるんだなぁ、すれ違う人は色々な国籍の人達なんだなぁと、今更ながらに気づきました。


カフェはプールと同じフロアなため、プールサイドを眺めながらご機嫌な朝ごはんです。でも事件発生。バイキングに使うお皿を取って並んだ瞬間に、ボーイさんが名前を聞いてきました。「??」そのあと、隙あらば『pretty』だの『boyfriendは居ないのか』だの囁いて来ます・・・さりげなーく肩をポンポンしてくるし。おぉ、ナンパだ!?料理を取りに席を立って、一人になった時にすかさず近寄ってくるのが生々しいです(ーー;)このアメリカンなノリに『あなたもとてもハンサムですね!』とか返せると楽しいんですけど、日本で日本人に声を掛けられてもそんな気の利いた返答ができないであろう私にはとても無理。のらりくらりとお茶を濁してたら、結局次の日も同じ調子で話しかけてくれました。律儀だなぁ・・・。


朝食
ジュースのラインナップにグァバがあるのが嬉しい。


気を取り直して、朝食後ワイキキビーチに泳ぎに出かけました。実は、泳ぐかどうか解らないけどせっかくハワイに行くのならという位の気持ちで用意していた水着。でもホテルからビーチまで5分だし、いざ砂浜を歩いてみるともう泳ぎたくてたまりません。足が届かなくなるギリギリのところまで行ったり来たりのすごく狭い範囲で水遊び・・・という感じですがとても楽しかったです。空も海も青くて太陽はあたたかいし、あぁハワイって素晴らしい!とこの時しっかり実感できました。

いったんホテルに戻ってシャワーを浴びて(日焼け止めを全身に塗るのは大変だけど落とすのにも辟易。クレンジングシートが活躍してくれました)、この時点でかなり眠くなってしまった2人。でも3泊5日という日程では昼寝のひと時も惜しい・・・予定通りアラモアナショッピングセンター に繰り出すことにしました。アラモアナショッピングセンターは巨大なショッピングモールで、ドラッグストアから高級ブランドショップまで幅広い店舗が入っています。ワイキキからは車で少しかかるのですが今回はジャルパックのバス乗り放題カードを持っていたので、観光者向けの循環バス『ワイキキトロリー』を使いました。


西へ西へと進んで目的の停留所で降車したあと、私達はまだ更に西方向へ歩きます。実は事前にネットやガイドブックで情報を集めて、カカアコキッチンというプレートランチが食べられるお店に行ってみたかったのです。ヴィクトリア・ワード・センターズというこれまたショッピングモールに到着してまわりを見渡すと、ワイキキよりぐんと日本人の数が減った感じ。ちょっと緊張です・・・。

お目当ての店のドアを開けると、黒板に書いてあるメニューは全て英語。白身魚マヒマヒのおかずかビーフシチュー!と決めていたものの、一瞬ひるんでしまいました。心の中で『そういえばこれまで立ち寄ったお店って、意識しないくらい当然のようにカタカナ(ともすれば漢字)で補足があったんだ・・・えっとマヒマヒ・・・MAHIMAHIって書いてあるのかな・・・?』と完全に負け気味です。ゴクリ。

すると唯一店内に居た日本人の女の子2人組が、『あっちに日本語メニューありましたよ』と教えてくれました。あぁぁ、情けないけどすっごくホッとしました。でも店員さんの英語がすごく早くて聞き取れなくて、何回も繰り返してもらいながらドッキドキの注文です。いかに今までハワイで会った人たちがゆっくり喋ってくれてたか、ジェスチャーやカタコト日本語で話してくれてたかが身に染みる、手加減無しのスピード・・・。マカロニサラダかグリーンサラダ、白米か玄米かを聞かれてただけなのにたぶん顔真っ青になっていたと思います、恥ずかしい・・・。身の程知らずだったかしら、もっと英語が聞き取れないと駄目だ、という焦り・・・。今思い返しても今回の旅行で一番緊張して、一番心に残っている瞬間です。

近くのビーチで食べたかったので、かろうじて持ち帰りという意思を伝えてできあがるまで待ちました。注文した時に名前を伝えてあとから呼び出されるシステムで、私は苗字を言ったため『TANAKA~~~!!!(仮名)』と大声で呼ばれて面白かったです。なんだか怒られてるみたいなんですもん。だけどもう一組の日本人は『YUKI~!』と呼ばれてたのでファーストネームを言っとくのが正解だったのかもしれません(・・・はたして由貴さんなのか結城さんなのか!?)。ほうほうのていとは言いませんが若干そんな感じになりつつ、飲み物を調達しにモカジャバカフェに移動してアイスラテを購入。またこのモカジャバの店員さんがとっても愛想が良くて、大きなスマイルにホッとさせてもらいました。


kakaako kitchen2


kakaaco kitchen


焼いたマヒマヒとトマトソース♪上の画像が蓋を閉めた状態で、フォークとナイフが1人2本ずつ付いているのが疑問でしたがすぐに理解できました。かなりお腹一杯になります。マヒマヒは、フィレオフィッシュとかノリ弁のフライみたいでした。白身と言っても鯛やタラとかとはちょっと食感が違うような・・・??全体的にあっさりとした味付けで、やっぱりビーフシチューかロコモコも食べてみたかったなぁと後ろ髪ひかれたものの、次回リベンジのために取っておくことにします。いつになることやら??


昼食をとったのはアラモアナ・ビーチ・パークという公園でした。目の前に海があって、ワイキキよりもずっと透明度が高いのにビックリ。人でごった返すということも無く、どちらかといえば静かな空間が広がっていました。


alamoana beach

左手奥に臨む山が、登りたてホヤホヤのダイヤモンド・ヘッド。

透き通っています

川の水みたいに透明な海です。


天国みたい・・・



英気を養って、いざアラモアナ・ショッピングセンターに出陣です♪



-続く-