Rie fu ライブ@福岡IMSホール
少し前のことになりますが、IMSホールで行われたRiefu(りえふー) さんのライブに行ってきました。座席があって座って聴くタイプのライブだったため途中までわりと静かな感じで進んで、後半は皆立ち上がって盛り上がりました♪生で歌声を聴いて、改めて「歌うまいー!小顔で可愛い!ピアノの手が早い!若くてプリプリしてる(←?)」と感動しきりだったので、今日は紹介みたいなことさせてもらおうと思います。
Riefuは20歳の女の子で、今はロンドン芸術大学に通っているシンガーです。アニメのエンディング曲を歌ったりしていますが、私が彼女を知ったのはラジオがきっかけでした。I Wanna Go To A Place...という曲で、聞いていると目の前に光の粒々がサァッと広がるような、そんな気持ちの良い感覚をおぼえたのでした。
- Rie fu
- Life is Like a Boat(CCCD)
こちらはTSUTAYAで借りたアルバムの中に入っている、私が一番お気に入りの曲です。
歌声についてはよくラブサイケデリコに似ているという評判を耳にしますが、何となくマイリトルラバーっぽい雰囲気もあるのではないかと思います。
あくまで私個人の感想になりますが、Riefuの歌を聴いていると『おしまい』を感じます。といってももちろん終末思想とかそんなのではなくて、放っておけばずーっとあくせく動いてしまう自分に、「あ、もうここでストップしても良いんだ。一旦あいだを置こう」と気づかせてくれる。「カーテンを閉めてベッドに入って、その日に起こった出来事をしばらく反芻しているうちにいつの間にやら眠ってしまう。眠ってしまって、それで良いんだ」…こんな風に就寝前の営みという位置まで意識をシフトさせてくれる、疲れている時には特にありがたい歌たちです。寂さがあるけど、安心感もある。言ってみれば夕方6時に流れる『遠き山に日が落ちて』のチャイムのような感じでしょうか。
幼い頃をアメリカで過ごしたRiefuは英語の発音がとても綺麗で、殆どの曲中では日本語と英語が行ったり来たりします。どちらの言葉も自然に耳の中にスルスルッと流れこんできます(英語の意味は分からないのですが^_^;)。ライブのアンコールで自身が大好きというカーペンターズのI won't last a day without youを歌ってくれて、わーRiefuの曲みたいだ…と頭がぼうっとなってしまいました。
また福岡に来てくれると良いナ。
でも今回はピアノに座りっぱなしorギター弾きながらと固定位置で歌うRiefuが多かったから、ステージ上をあっちこっち動き回るRiefuをもっと見てみたいと思いました。ちょこまかして欲しい、小動物的愛らしさがある彼女だからこその、1ファンからのささやかなねがいごとです☆.。.:*・°