室見川灯明まつり
昼間は暑いくらいに日が照っていた福岡ですが、夕方5時を過ぎる頃からどんより曇り空で強風が吹いてきました。会社の帰り道、スカートがマリリン・モンロー状態になりながらも上の空な私。今日は楽しみにしていた室見川灯明まつりの日なのです。あんまり天気が悪いと中止になるのではないかと心配しましたが無事に開催されました、ホッ。
【室見川灯明(とうみょう)まつり】
福岡市早良(さわら)区有田校区の小中学生からお年寄りまで、地域の皆さんの手で作成された灯明。それを河川敷に並べて絵図を形作り、夕闇に浮かび上がる幻想的な世界を楽しみます。今年で5回目を迎えるお祭りで、灯明の数は2万個にものぼるとか…。
そもそも灯明とは何ぞや?
和紙の紙袋に、ろうそくが入っています。和紙のくしゃっと感がろうそくの炎のゆらゆら具合とマッチしてあたたかい雰囲気。。。IMSのHPDECOで見た、フランスのデザインユニットツェツェのキュービストランプに似てるなぁと思いました。
上から眺めると、鳥や魚・カニなどに見えるように並べられてるそうですがなかなかビューポイントが見つからず(ToT)近づいて写真におさめました。それでも天の川を歩いているような、不思議な感覚に包まれました。
昔から博多では、神社やお寺でこういったあかりを並べて神様・仏様へのお供えとし、家内安全などを祈願することがあったらしいです。当時は割った竹に砂を敷いて、貝殻を置いたところに油とコヨリを使って火をともしていたとのこと。今日のは博多区よりも西部の早良区であったお祭りでしたが、10月には博多区のほうでも灯明のイベントがあります。通年、リバレイン付近や冷泉公園エリアがとっても綺麗に彩られるそうで、こちらにも会社が終わったあと立ち寄ってみようかと思っています。
お近くの方はぜひ如何でしょう♪