モンキーブレッド&豆太鼓
パン教室の中級3回目。メニューはモンキーブレッドと豆太鼓でした。
私は本当は木曜午後クラスで入会したものの、仕事の関係で最近色々な曜日で振り替え参加させてもらっています。受講表の全回数のスタンプが埋まればそれぞれの級を修了したと見なされはしますが、やっぱり基本的には同じ曜日の決まったクラスでないと周りが皆知らない人ばかりで少しだけ寂しさみたいのがあったりして。今回お邪魔したクラスは、お子さん連れで参加している方が2人いらっしゃいました。どちらも1歳のお子さんで、おんぶしたり抱っこしたりしてお母さんは大変そう。。。でも試食タイムにはお子さんもニコニコしながらパンをほおばっていて、自分に子どもが生まれてこんな風にムシャムシャ食べてくれたら嬉しいだろうなーと思いました。
ところでモンキーブレッドというのは密かに憧れていたパンで、昔オリーブという雑誌で堀井和子さんのレシピを見てからどんな味なのか気になっていたのでした。大小さまざまな大きさに丸めた生地をリング型に詰めて焼くのですが、2次発酵前にシロップに漬けるので口の中にジュワッと優しい甘さが広がります。カリカリとした歯ざわりを想像していましたが実際はゆるいキャラメルをまとっているような食感でした。
レーズンもどっさり!
これはお持ち帰りした半量で、実際は一周ぐるりと輪っか状になっています。モンキーブレッドという可愛い名前には幾つか由来があるそうで、①食べる人が四方八方から囲んでパンをちぎって口に運ぶ様がおサルさんぽいから②リング型で焼いた結果、サル山ぽい形になるから…などなど。今回は浅型クグロフという型を使用していて、上の画像では解りにくいのですが上から下に放射状にラインが入っています。
普通のクグロフ型
これでゴツゴツした雰囲気も出て、本当に動物園とかでサルが遊んでいる岩山チックになっていました。生地自体に卵たっぷり&シロップは砂糖にブランデーにと豪華なので、お菓子と呼んだ方が良さそうなリッチなパンでした。
珍しくスイート系が重なりますが、豆太鼓は和風のおやつパン。でんでん太鼓のような形の中には小豆やうぐいす豆、アクセントに胡桃が隠れています。最初はあっさり地味目の味なんじゃないの~?なんて思っていました。ところがところが噛むほどに広がる豆のふくいくとした味わいと、胡桃の香ばしさがたまりません。「これまで教室で習ったレシピの中で、山型食パンの次に好きかも!」と一気に株が上昇です。あぁでも次回はとうとうクロワッサンです。順位変動の可能性が…♪
見た目はイングリッシュマフィンのよう
緑色が映えて鮮やかな断面図
豆や胡桃を均等に入れるために、少し手間をかけて巻き込んでいます。
レーズンバンズの時もそうですが、具材が偏らないように散らばる生地の包み方、巻き方をこの教室で何通りか覚えることができました。時間はかかるけどその過程が楽しくって、綺麗にできるととても嬉しいです。応用で、秋らしく栗や芋が散らばったパンを作ってみようかとウズウズしています(≧∀≦)☆