『電車男』 試写会に行ってきました
会社の休憩室に置いてあるOLさん向けフリーペーパー『西日本リビング』の懸賞に当たり、電車男の試写会に出かけました。できるだけネタばれしないように、感想を記そうと思います。だけどこれから観ようとしていてあまり知りたくないという方もいらっしゃいますよね(^^ゞ?
念のため、間をあけてみます…。
読んでも良いよ~という方は下にズズッと↓↓
- あらすじ - 秋葉原系オタク青年がふとしたきっかけで美女と出会う。ネットで繋がった仲間たちからのアドバイスを受けつつ、彼女との関係を深めようとします。そして…。
実は私、主役の2人(山田孝之&中谷美紀)が大好き。だから今回はストーリー重視というよりも役者さん目当てで応募した試写会でした。だけど観終わった今、ぜひ色々な人に観てもらいたいな~とすっごく思っています。私は映画館を出るときにちょっぴりハッピーになっていました。説教臭い台詞がある訳じゃない、笑いどころが多くてお涙頂戴の内容じゃない。それでも確かに心がジンワリあたたかくなったんです。
ある人物が、上手には言葉を紡げないけれど、一生懸命自分の気持ちを相手に伝えようとするシーンがあります。相手と同じ空間に居て自分が思うこと、相手に対して自分が抱く感情、それを必死に言葉にしたら、そうそれは「あなたが好き」ということだった…そんな対話を聞かせてくれるのが、心があたたかくなる理由…かも、しれません。そうそう恋ってこんな感じだった、かけひきとか打算とか無しに、もっと原始的なものだった…とハッとさせられる場面が何度もありました。
2ch語、と言うのでしょうか。独特の言い回しが出てきたり、擬人記号文字?が映像の中で上手に表現されていて、その技巧には思わず拍手を送りたくなります。オタク青年が仲間からの指示で少しずつ変化していく様も見所ですし、名無しさんである一人一人の仲間にもしっかり肉付けがされているのが好ましいと感じられました。
これまでに小説・漫画・映画化されていて、これから舞台・連ドラ化もされるようです。それぞれの媒体でこの電脳の世界がどんな風にあらわされるのかな?とわくわくします。
一般公開は6月4日より☆公式HPはコチラ