介護禍
何十万円で母が買ったという
輪島塗り の重箱を
あげる
持って帰って、お正月の。
と言われて難儀している。
石川県の家族旅行から帰って間もなく、
輪島塗りの重箱を売りに来た
高島屋の外商さんは腕利きやなと感心するが。
⤴︎母のお荷物には、誰々さんの何々という講釈が常にくっついている。そういうの言いたくてたまらんらしい。
昔から営業マンが大好き。
(私と真逆だな)
重箱と聞いて、なめていたら大ショック。
めちゃくちゃ重い。大きい。
鉄の甲冑セット!でも入っているんじゃないか?
と思うくらいの重さと大きさだった。
腕が抜けそうになりながら、
運んでいる最中は
本当に鉄じゃないかと疑っていたほど。
開けてみると
一段ごとに箱入りで、
木箱に包まれた、漆塗りの重箱だった。(大きい)何人前だ?螺鈿細工が綺麗。
我が家には当然倉が無い。
どうすんのこれ??
外の物置に放り込むかな。
夫が安普請と自嘲する我が家だと床が抜けそうだしな。
タンスも着物も夫の実家(空き家)へ
置きっぱなしで、
六畳間が半分埋まるくらいのタンスセット。
このバカでかい重箱といい、
まだまだ、茶釜や茶道セット。
ブンブク茶釜!デカイんだタヌキも3匹くらい入るよね。
「何とかして。」と母が言う。
お道具は負の遺産になりつつ。
雛人形、五月人形、の箱もバカでかい。
使えないし食べられない物ばかり。
次の世代には受け継がない風習だと思うわ。
私の終活を憂う今日この頃…
でもな、お姑さんの為に揃えたようなお道具。
私の母も、お嫁ちゃんが何も持ってないと愚痴ったりしていたな。
理想は虚礼廃止