そんなつもりでもなかった


だけどどうしても湧き上がる思いの中に


不公平感という思いがある


人と比べ


私にはないという思い


あの人にはあって私にはない


そんなに不満を言っているつもりもなかった


ただ正当なことを言っていると思ってた


あの人もある


この人にもある


僻みが自分を歪めてゆく


自分の歪みで苦しくなる


苦しくて苦しくてどうしようもなくなって


人を恨み続けるかそんな所まで来た時


もうこんなの嫌だという思いが出てきた


人を恨み続けてもちっとも幸せになんかなれない


そんな時


かすかに あるを感じる


こんな私でも好きだと言ってくれる人がいる


素敵だと言ってくれる人もいる


なぜ ないばかりに気を取られていたのだろうか


ある ではないか


いっぱい ある ではないか


ない ない ないと呪文のように唱えていたから


ある に気づくことができなかったのだ


ある ある ある いっぱいあった