心屋仁之助さんのブログに


妖怪かわいそうという例えで人の心理を書いてくれてることがある


私にはこの表現がとてもわかりやすくって好きであった


妖怪かわいそうは自分がかわいそうでいたくて自分にとって辛い状況だったり酷い人を作り出したりする妖怪である


この表現を聞いた時目からウロコであった


ああ こんな原理の中にいたのかと思った


妖怪かわいそうを私はかわいそうだと思い一生懸命支えようとしてきた


でも妖怪かわいそうはどんなにやっても満足なんかしてくれないのである


その内 自分のいたらなさばかりを責め始め


私は攻撃性という武器ばかりをかざし


そしてまた、自己嫌悪の繰り返しであった


この妖怪かわいそうの原理を知ったら


今まで妖怪かわいそうをかわいそうだという思いが今度は憎しみへと変わっていってしまった


妖怪かわいそうをみると腹が立つのである


妖怪かわいそうを撲滅したくなってしまったのである


しかしそれはそれで大変辛いものだった


辛いから何とかしないとと思った


こんなに辛いのなら妖怪かわいそうなんて原理を知らなきゃよかったなどと八つ当たりなどもしていた


そしたら昨日、私の中から妖怪かわいそうがピョコっと顔を出してきたのである


えっ、私の中に妖怪かわいそうがいたのか


他人が妖怪かわいそうだと思ってたら私の中にいたのか


他人の妖怪かわいそうを退治するのではなく


私の中の妖怪かわいそうを退治するのが先であった


でもね、あんなに憎んでた妖怪かわいそうがね


ちゃんと顔を見てあげたら、可愛い顔してるの


いたずらっ子のような顔で私を見てるの


ようやく、気づいてくれたって喜んでるの


世の中から妖怪かわいそうを退治しようなんてすることはなかった


妖怪かわいそうと仲良く生きていければよかっただけだった