子供の頃甘えられなかった


色々な状況の中


大人でいることを要求された


親の期待に応えたくて


甘えたい気持ちを封印して大人の振舞いをした


しっかりしてる 勝気そんな評価を受けてもちっとも嬉しくなかった


何より私が早く大人の振舞いをしたからって肝心の親は褒めてくれなかった


褒めるどころかもっとできるはずだと負荷をかけてくる


いつしか私の心の中では棘が刺さってしまった


大人になった時その棘がうずくのである


ふとした瞬間にうずき


甘えたかった 甘えられなかったと恨みが吹き出すようになってしまった


私にとってチャンスと思われるようなことでもおじ気づき逃げ出す癖がついた


私にはそんな実力がないと自己卑下することで


自己信頼を取り戻すのだと


色々なことをやってみた


その度にその棘がうずくのである


甘えられなかった 甘えたかったという叫び


その叫びをきちんと聞いてみた


その叫びを無視することなく


そうしたら


甘えられなかったのに自立なんかするもんかと言っている


もう棘を抜くことをやめた


そんなに寂しかったのかと感じた


棘は刺さったままでいいと思った