手術後、次の日から左腕のリハビリが始まりました。

私は左利きなので、左胸を手術したために左手が不自由になったらどうしよう、という不安が付きまとっていました。

手術したその夜からベッドに寝ながら、自分で左腕を上下したりすることはできるのですが、理学療法士さんの指導のもとに動かした方が安心できますので、リハビリがカリキュラムに組み込まれていることは、ありがたいことだと思います。


乳癌は、標準治療が確立している、と言われていますが、術後のケアのスケジュールも確立している、と実感しました。


術後、腕を上げようとすると、引きつれたような感覚で、真っ直ぐ上には上げられませんでした。

下手に自分でストレッチしていると、脇腹の筋が痛くなってきたりしました。

脇腹が痛くなることが、普通のことなのか、悪いことなのか、素人にはよくわかりませんが、やはり、理学療法士さんにマッサージしてもらったり、伸ばしてもらったりすると、気持ち良く、脇腹も痛くならないのでとても安心できます。


退院後も2ヶ月ほどリハビリに通いましたが、リハビリの日が待ち遠しくなるほど気持ちよくストレッチしてくださいました。


抗がん剤治療が始まる直前までリハビリに通ったのですが、抗がん剤をきっかけに通うのをやめてしまいました。

現在、また、左肩から左後ろの肩甲骨のあたりが強張っているような感じなので、通っていたリハビリ病院に行きたいのですが、今の所、行くことが出来ていません。(入院していた病院の理学療法士さんからリハビリ専門の病院を紹介していただきました。)