卑怯な通り_0002.JPG
韓フェスも、いよいよ最終週になりました。
あと、どうしても見たかった映画が、いくつか残っています。
そのうちの一つ、「卑劣な街」をようやく見てきました。
他の作品は、上映期間が短いため、そちらを優先にしていたら、チョ・インソンさんまで来日して、力を入れていた「卑劣な街」が、今日になってしまいました。

それにしても、「卑劣な街」上映されてから3週もたつというのに、今日もほぼ満席状態でした。
上映15分ほど前に行った私は、前から2番目の席しかとれませんでした。
夜は知りませんが、毎回、ほとんどの席がうまっているシネマートさん。大盛況ですね!
今回の韓流シネマフェスティバルは、成功だった、と言えるでしょう!!

さて、肝心の「卑劣な街」ですが、やはり、チョ・インソンさん、すばらしい俳優さんですね!
やくざものということで、ちょっと引いていた私だったのですが、なんの、単なるやくざものではありませんでした。
チョ・インソンさんの極道のときの目と、家族や友人に接するときの目が違うのです。

そして、たとえ、友人や好きな人の前でも、時折見せる切れた姿の恐ろしさ…

ことが、殺人でも、思わずインソンさんを応援してしまうほどの入れ込み方をしてしまいます。

チョ・インソンさんが、インタビューで答えていた、大変だった泥の中の格闘シーンは、やはり、迫力ありました。

そして、友達の前で見せる弱い部分と、それにすかさずつけ込まれるやくざの世界の恐ろしさ。

何とも、あっけない後味です。

やっぱりね~と思う反面、どうしようもない脱力感です。

ただただ、チョ・インソンさんの演技のうまさが冴えてました。

友人の映画監督、第一の子分、ボス、みんなそれぞれに癖があります。

それぞれの行動に理由があり、鑑賞している我々オーディエンスにもその理由がわかるだけに、やりきれなさが募ります。

もしかすると、やくざ、という世界を描きながら、現実の世界が見えるのかもしれない。

ちぇり~