まどろめば誰そ知るらん吾がこころ聖書のなかに目あり耳あり

冬バラの勢いの下倒れたる自転車のカゴ土を被りつ

少しずつ遠まわりせし道筋に楓散りゆき楓舞い吹く

木枯らしの気まぐれなるか流れ星雲のうえには流れんものを

見えずとも遠き流星落ちたれば地上に吾ら雲を眺めん


(ヨハネ 4. 35-38)