今はただ風のつよきに驚きつ、再び風よ吹くままに吹け

夕まぐれ星ひとつ光る空の闇広がるままに見つめてみれば

夜は闇、星は光りつ。昼は空、星はまぎれつみえぬばかりか


こだわりは手さぐりで消え隣人はいづことなしかおとづれて消ゆ

ことのはは未熟なれどてのひらにのせてはこびぬ煙よりまし

カレンダーいつしか消えてもちかえる人の多さに節約を知る

正月は派遣村のニュースから慣れてゆく音批判する音

仕事などいくらもあると皆が言う。でもダメだろうなと皆が言う。皆って。


新年はとりのこされてありがとう。一年がまだ終わらぬように。

一年が期日のなかに過ぎゆけば年明けぬまま越せぬ風の音


(イザヤ 48. 1-6)