今年のお正月は、おせちも買えなかった。

仕事は忙しく、年末を残すところ2日まで働き、その翌日にはレセプトの打ち出し、チェック、その他諸々とにかく忙しかった。おまけに決算までやらなければならなかったし・・・大晦日になり、あわててスーパーへ行ったが、そのときにはすでに伊達巻くらいしか残っていなかった。その後に年賀状を出しに行った記憶がある。


というわけで、いつがお正月なのかまるでわからないうちに、また仕事初めの日を迎えており、そのくせ今年は暖冬で救急車もヒマにしているほど。その煽りは当然開業したばかりのうちのクリニックを直撃し、年末まであんなに忙しかったのに、お正月からやたらとヒマ。


世の中、そのほうがよいに決まっている。

なんて因果なんだろう。

なのに、わたしは今頃になって風邪を引き、やたらとだるい。


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気分転換が必要。


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ずっと家にいる生活はよかった。

忙しい人ほど、やたらと忙しいなどと感心したものだが、今になってその気分を知る。仕事でストレスがたまるから、今度はそれを発散する必要性が生じる。


仕事自体は慣れてきたせいか、苦にはならなくなってきた。

が、しかし、朝は寒いし、寒い中を毎朝出勤し、出勤前に患者さんがいるときには遅刻したようなきまりわるさがあり、いないときには、今日はもしかすると誰も来ないかもしれない、という不安に襲われる。


何がつらいといって、ただ待っている時間というものがこんなにもつらいものだとは思わなかった。


気分転換に美容院へ行き、その話をすると、「まだ3ヶ月でしょう」と笑われた。

そうなのである。

まだ3ヶ月目に入ったところで、こんなことでは先が思いやられる。お産でも3ヶ月目がつわりなどがあり、気分が憂鬱になりやすい時期なので、そんなものなのかもしれないとは思いつつ、美容師さんに、「わたしなんて40年もそういう生活ですよ」と言われ、「そういうときにはどうしているんですか?」と訊いた。

すると、そういうときには夕飯の献立などを考えたりして、なるべくそういうことは気にしないようにしているそう。

そりゃ、毎日働いていれば、忙しい日もあればヒマな日もあるわけで、そんなことわかっていても、いや、理屈ではわかっているのだが、何となく憂鬱になってしまう。


まあ、いいや。

明日がよい日になりますように。