ようやく、第二法の書にたどりついた。簡潔に今までの話をまとめてあるので、少し読みやすくなった。

申命記というところだろうか・・・

ということは、荒野の書は民数記なのだろう。


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避難の町って、最初、意味がわからなかった。不注意で殺人を犯してしまった人たちのための町。わざとではないけれども、うっかりぶつかってしまったら相手が転落して死んでしまったとか、石を捨てたら下を歩いている人にぶつかったとか、その手の類の罪。


刑務所?


いや、それとも違うようだ。つまり、リンチから守るためにこのような町が造られた。

律法では敵討ちは認められている。つまり、家族を殺されたら仇討ちができる。仇討ちは殺人には相当しない。でも、殺意がなかったのに相手が死んでしまった場合、リンチが拡大することを懸念して、いわば治安の維持のためにこういう町が必要だった。昔から刑務所ほど安全なところはないというが・・・


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娘の相続。

要するに、息子がいない場合、娘が相続する。ただし、父親と同じ部族の者と結婚しなければならない。土地は神からそれぞれの部族が与えられたものだから、ほかの部族の人が所有してはいけない。つまり、領地だからね・・・たとえば沖縄をまるまる娘が相続してその娘が外国人と結婚したら沖縄は外国の所有地となるという理屈。無血の侵略なのだろう。

ちなみにバリ島は外国人が土地を所有できなかったはず。


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第二法の書は、イスラエルが分裂していた時代に書かれたものらしい。国が分裂すれば、宗教も変わるのかもしれない。そこで再びモーゼが登場する。


ちなみに城壁のあるところが都市で、その周辺のサテライトの町のことを娘たちと呼んでいる。


こうやって旧約聖書を読んでいくと、宗教と国と法律とが密接に関連し、侵略と領土と民族とかしらと、そして指導者。そういうものなんだろうな。こういう形態は昔からあって今も続いている。だから何なのさと言われればそれまでだが。