今日でようやく塾から解放された。娘にとっては最後の日なので、今日はさすがにさぼらずに行った。


クルマを停め、しばらく待っているとガヤガヤと集団で塾の子たちが出て来る。その中に混じり、娘も3人くらいで出て来た。一緒にいる子たちは仲の良い子たちなのだろう。


クルマを走らせながら娘に訊く。ほかの子たちがどこの中学へ行くのか。

すると、例の如く、みんな違う中学。


例の如く・・・

というのは、去年がそうだったからで、娘の小学校の子たちはそのまま市で決められた中学へ行く子たち以外は全部違う中学へ行った。この傾向は塾でも一緒らしい。


わたしは不思議で不思議であちこちに訊いたけど、明確な理由など何もなかった。


娘が言うには、「これからの世界は、自分で進む世界」だから、だそう。


今までにも、友達と同じ中学へ行きたくないのか?とか、いろいろ訊いてみたが、娘の第一志望は変わらない。というか・・・一応、推薦を貰ったので、ほかの中学へは行けない。それでも、推薦をやめて友達と一緒に受験するとかね・・・いろいろやり方があったのではないかと思ったが、そうやって考えるのはわたしだけで、逆にそういうことではダメだと娘に言われてしまう。


要するに、「これからの世界は、自分で進む世界」だから、友達に流されたり、周囲の人たちに振り回されてはいけないらしい。それより、自分でよく考えて決める。


おそらくは、塾や学校で言われていたのかもしれない。

まあ、そうやって考えてみると、塾が終わっても仲良しは仲良しなんだろうし、学校が違っても関係ない。それぞれの学校へ行けばそこでまた新しい友達ができる。


いや・・・・そういうことのために、学校以外へ連れて行ったりしたのではなかったか?

いや・・・・・・そうなんだけどね。学校へ行けば学校の友達がいて、塾へ行けば塾の、習い事をすれば習い事の友達がいる。そのほかにも幼稚園の頃からの友達などを含めると、学校だけがすべてではない。どうしても子どもの数が少ないから、と思ってあちこちへ連れて行ったのだけど、いざそれを娘の口から聞くと驚く。


そうやって娘には言ってきたのだが、いざそれを実行されると自分の頃とはずいぶん違う気がして戸惑ってしまう。この矛盾した感覚。不思議な気分。われながら情けない・・・