子のおもちゃ買うて戻りぬ夫の声の高らか「安い」、本音滲みて

右腕を少しもちあげ100キロの重石のようだ母の拳は

辛いことだけが残った拳には開くことのないつながりうつつ

労働と投資と投機とブローカー、電子と空気、校庭の風

蕎麦茹でて茹ですぎぬうち火加減を落としてゆくか年越した蕎麦

ヴァカンスの終わったような経済は津波むかえた白砂のよう

少子化で減るはずだった受験生増えているのも少子化のせい?

日時計をパソコンのうえつくっても朝の光に静かに倒れ