薔薇



神さまにさよなら言ってうつむいて見あぐる空に微笑みはあり

あの空が空いっぱいに広がって青く浮べばわれは白雲


そうなんだよね・・・

「僕が神さまを棄てようとしても、神さまが僕を棄てないんです」


そうなんだよね・・・

本当にそのとおり。


そうなんだよね・・・


神さまに空いっぱいに毒吐いて吐いて棄てても空は微笑み

パラパラと冊子をめくり或る科白われの眼の中突き刺すがごと

ストーリー追わなきゃならぬ小説にかったるさあり、しばしとどまる。


流行を追ってるわけじゃないんです。通り過ぎても今が始まり。

新しい旧き月日を省みしわがままだつたあの頃を思う


ノスタルジー?

そんなことではないんです。

捜した空を求めてるだけ。


お仕着せに泣かされてみて脱げもせず死んでも空は青く輝き



画像: WOOD MOON