言の葉のむなしきを知る夕べかな調べの音に消ゆる想ひす

泡立てば耳を奏でる騒音も電子の文字に見え隠れする

ふっつりと A to Z のみちのりを初めにみゆることのはゆれる

ことのはの消えてしまうか丘のうえ生れこしイエス死の消えゆかば

永遠にくりかえさるるZまではふふむ息さえもらすため息

静かなるいのちのみちにほのかをる風の運びぬ季節はめぐる

炎(ほむら)いづ日の出のこみち永遠はくりかえさるる星めぐるみち

破滅へと向かいいづるか人のみち咲ける花さえ微笑んでいる

微笑んで死ねというのか十字架はやすけき愛の鐘の鳴る丘

生れこしも永遠のいのちのめぐりゆく露光たる今にありしも

雲雀わらうこみちのように微笑んであなたのもとにいづる天国

遠い日の記憶のやうな輝きは微笑むちごのミルクの匂い

めぐりゆくページのやうなうすぺらなひねもすの花A to Z へ

 

 

不思議なことに

わたしたちは生きています。