だいぶ前ですが、O157の感染で、一般病棟の陰圧室に、隔離された経験があります。
ちょうど感染源になった病院であると、ニュースや新聞で報道されてた時、私はその病院に、他の病気で、入院してました。
下痢症状など出た入院患者は、感染の検査結果が出るのを待たず、隔離対応をされてました。
私はちょうど、報道される前に、下痢、発熱の症状が出て、入院患者の一番目に、陰圧室での隔離となりました。
その病院では、普段は陰圧室を個室として使っていたので、看護師さんは、感染対策の会議を開いて、学習し直したと聞きました。
集団感染は、あまりなく、現場の看護師さんは、初めての経験の方ばかりで、戸惑っていたようです。

部屋は、まず先に、前室と呼ばれる部屋があり、そこで、ガウンや、キャップを被り、入室し、その前室で、脱衣して、病室の外に出てました。
前室と、患者のベッドがある場所の間は、風が流れていて、一定時間毎に、換気がされていて、必ず、陰圧室から外の廊下には、感染が漏れないようになっていると、お聞きしました。
食事は前室から、部屋の手前に置かれ、患者が取りにいきます。
私はその場所まで歩けないため、看護師さんがガウンを着衣して、入室して下さいました。
患者がいる部屋に入るには、ガウン着用など必要になる手間、院内対策のため、患者の元に何度も行けません。
検温の時に、してもらいたいことを、一気にお願いして、看護師さんからも、「今、私がすることない?」と、毎回聞かれました。
手の届かない物を取って欲しいとか、看護師さんが部屋に来られた時に、まとめてお願いしました。

看護師さんは、感染対策の会議が開かれましたが、病棟で働く、ヘルパーさんなど、ガウンしなく、入室したり、一般病床と掃除の仕方も違うのをわからないまま、陰圧室を清掃してしまったり、ゴミ箱の処理を間違って、一般病棟と一緒に回収してしまい、看護師長さんにすごく叱られてました。

部屋に1人ぼっちで、人もなかなか入って来れない環境で、さみしくもなりましたが、前室から廊下に出るドアに、小窓があり、廊下から中を見れるので、そこから、看護師さんが様子を覗いて下さったり、手を振ってくれました。
テレビも観れました。
私は持ち込み可能となったマンガを読んでました。
(持ち込みできる物も制限がありました。退室時に、消毒が必要となるため。)

私は、比較的症状が軽く、数日で回復しました。
一般病床に戻れた後も、患者の感染者が数人出ていたため、入院患者の面会は全面禁止でした。
病院に入れる場所の全てに、病院関係者を配置し、面会禁止の協力をお願いしてたみたいです。

陰圧室で感じたことは、物品の消費量です。
使い捨てのガウン、キャップ、手袋など、1日に使う消費量は、大きなゴミ箱に入らない量です。
私の陰圧室で使う量、患者1人の量でも、見る限り、1回使えば、捨てなければで、すごい量を使用されてました。

私は、敗血症や、重積けいれんで、何度も、ICUの入院経験がありますが、そこでも、使い捨てガウンなど、消費量はすごい量だなと感じました。
陰圧室でも、ものすごい量の、ディスポの物品が使われてました。

これが、新型コロナウィルスの感染が拡がれば、ディスポの医療物品が、足りなくなるのでは…と、ふと、自分の経験を、思い出しました。
私は、医療者ではないので、正しい表現はできてないと思いますが、病院での使用物品が足りなくなるのが、一番、不安な点です。