ピクチャ0012.JPG
昨夜、眠れなくて(大雨も降ってたし…)、テレビを消さないで、付けていたら、ドキュメンタリーを放送してました。

春山満さんの、奥様からの視点で、取材されたドキュメンタリー。



春山満さんの著者、『僕にできないこと 僕にしかできないこと』を、拝読したのは、今から10年前のこと。

当時テレビでも、注目して、各局取り上げられ、番組を観ました。



筋ジストロフィーという難病を患い、首から下は、全く動かない。
ですが、会社を起業され、今や、福祉ビジネスのトップリーダ的存在として、活躍されておられます。

番組では、寝返りが打てなく、奥様が2時間毎に起き、体位交換をするという生活が、10年間続いたそうです。

奥様に介護してもらうことに、「ありがとう。」とか口先や態度では返さない。
僕は、夫として妻にやるべきことをするだけだ。

というような言葉を、春山さんが、おっしゃられていたのが、印象的でした。。

自動で、音声に反応し、寝返りを打てる介護ベットを作る。
そして、商品化されました。

今は、1度も奥様を起こすことなく、朝を迎えられるそうです。



自分の障害を仕事に生かす。
ビジネスチャンスは、見逃さない。

彼の姿勢や、生き方に、カッコいい男だなぁ~!と、惚れ惚れしちゃいそうでした!



春山さんの会社の理念は、より良い福祉器具は、高い単価の費用でしか、価値は生まれない。

というようなお考えを聞いたことがあり、何せ、彼の会社の福祉器具は高い…。
寝返り自動ベットも、目が飛び出るくらいの費用設定。

そのために、私自身は、現場で働くスタッフからは、批判も耳にしたことがありました。(私の周りの、医療・介護スタッフが知ってるくらい、彼自身や彼の会社は、有名なんです。)

よい介護を受けるには、障害や老いと共に、よい暮らしを続けるには、よりよいステータスな考えや生き方が必要とされるのかもしれません。

介護の世界まで、格差社会が生まれてしまうのかもしれない…と、不安になったりもしますが。。。



春山さんが著者が書かれていることで、心に残った言葉。

「人生の大先輩が、介護の現場で、おじいちゃん、今日は元気?ごはん食べようね。と、赤ちゃん言葉で接されている。」
「いつから、幼稚園になってしまったのですか!」



入院中の、看護師さんの高齢者の方への接し方を思い出し、ちゃんで呼んだり、敬語やです、ますのない会話には、ナースさんからは「親近感の表れだよ~。」と語られていたが、患者本人は、どう感じているんだろう?と…ふと思わされました。