それでも、前へ
四肢マヒの医師・流王雄太
高橋豊/著
毎日新聞社
先程、女性自身で、掲載されていますと、紹介した方の本です。
「患者に、拒否されないか…、毎度、胃が痛くなった…。」という彼の気持ち…。
もし、あなたが診察室のドアをノックした時、車椅子の医師が、目の前にいたなら、どう思われますか?
以前、通ってた病院でのリハビリ室で、脊髄損傷で、車椅子ユーザの、言語聴覚士が、就職試験を受けに来られました。
しかし、車椅子だからという理由で、落としたらしいのです。
なぜならば、即戦力にならないから。
その病院では、自力で動けない入院患者さんの、リハビリ室への移動は、リハビリスタッフが送り迎えをしています。
車椅子のスタッフならば、患者さんを抱えたり、ベットから車椅子に移動させることはできない。
なので、もう1人、余分に人員を必要としてしまうから、という理由でした。
「患者の立場として、ぶっちゃけ、車椅子のリハビリスタッフが担当になれば、やはり嫌でしょ?」とも尋ねられました。
正直、答えが、難しいですね。
もしも、他のリハビリスタッフとの間で、物理的な差ができるならば、やはり、スタッフを替えて欲しいと思うかもしれない…。
だけど、同じように、障害を持ってるからこそ、ケアできることもあると思います。
医療は、効率や能率を上げることばかりで、よい医療を提供できるでしょうか?
患者は、すぐには治らない病気と、日々向き合って、一喜一憂しながら、暮らしています。
そんな人達に、寄り添うことができる、医療スタッフをも、求められてると感じるのですが…。
