若くて、難病で、車椅子って、かわいそうなんだろか?
健康に生まれなかった体を、憎んでゆくのだろうか…。
それとも、もっと不幸な境遇にある人はいると、思わないといけないんだろか?

世の中には、健康のありがたみも気付かなく、当たり前に感じて過ごしてる人がいるなんて、小児病棟に居た、まだ幼かった頃の私は、知りもしなかった。
周りには、病気と付き合うのが、当たり前な患児との共同生活だったから…。

私の病気は、一生、付き合わないといけない病気で…。
入院中、癌で亡くなってく、同世代の仲間がいて…。
お見舞いに来る家族もいなく、孤独で、亡くなってく、方もいて…。

みんな、今を、自分なりに生きるしかないんだなと、思った。

「こうなりたい」とか、「こうなりたかった」とか、人と比べたり、誰かを羨んだり、そういうのは、望むべきことではなくて。

「今、どうしたいか?」なんだなって。
人は、それしか、叶えられないから…。

人は、愛する誰かに、変わるわけにもいかなくて、人の心に、入って、傷を撫でることもできない。

人は、結局は、1人で生きるしかないけど、だけどさ。
何より、言葉や笑顔や涙で、癒されることって、あるよね…?

そういうのを、大切に丁寧に過ごしたい。

真っ直ぐに、その人の瞳を見て、愛せる人になりたいよ。

そう思った。