8/13～8/27,15日間、彼がNYから来て一緒にいた時間。
そのうち、一日いれたのはたった5日間だけだった。あとは、私が仕事だったり、彼が仕事だったり。毎日彼は家にいて、暑いなかなかなか外にも出ずで、何をして、何を思ってたのかはわからないけれど、私は相当疲れていたんだろな。
来てくれて、嬉しかったはずなのに、彼との違いばかりが見えて、イヤになって、いいところなんてちゃんと向き合おうとしなかった。言いたい事もちゃんと言えなかった。
例えば。
遊園地。知らない人ばかりのなか、私は手を繋いだりしたかった。楽しいね、とか、雨が降ったら抱き合って温めあったりしたかった。そんなこときっとキライだ、嫌われるって不安になり、ただぼーっと立って1人で距離置いてた。してほしい、ばかり思って、自分から発信しなかった。
2週間もいたのに、彼に合わせようとするばかり、自分を押さえつけてイライラしてた。
彼には伝わらなかった。伝えなかった。ただ、壊れたくなかったから。期待してばかりで、苦しめたくなかった。
だから彼が帰ってから、急にしんどくなった。もういい、って思ってサヨナラしたのに、こんなんじゃ自分じゃないって、1人で勝手に傷ついて、被害妄想だって言われた。
客観視して話してくる内容も、私には暖かい目で見ることができなくてただ1人勝手に傷ついてた。
さよならしてからついた電話で、思い切り言えたかはわからないけど、言いたい事を言った。今更言うなよと言われてその通り。あの時、もっとこうしたい、ああしたいって言えなかった自分に腹を立て、気楽にできなかったのだ。
僕たちが一緒に住んだら、毎日私にガミガミ言われるのかと彼は聞いて来た。
私は、距離が離れてるから、だから気持ちを伝え合うのは不安を減らすために必要なことなのに、できなかったじゃない、と言った。でも私も言わなかったのだ。
距離じゃない、とかれは言った。
私はやっぱり気持ちが楽に付き合える生き方を、この12年間、彼としてこなかった自分のせいだと思った。あっけない返事にしょぼんとし、ふんと怒り、もう自分の気持ちを伝えるのはやめようと思って誓いつづけることができなかった。
いづれにせよ、私は私でいられなかったのだ。
だから、彼とは上手くいくようにお互いに歩み寄らないといけないね、と彼が思い、伝えてくれた事に感謝しながら、私も自分を出して、ありのままを受け入れてもらえるように努力しなければならない。
ダメだと言う前に、失敗しても、自分の想いを伝えなければならない。
どうもがいても、私には彼しかいないのだから。私は彼が好きなのだから。
崩れそうになる気持ちを抑えて、自分を出していきたいな。
それでダメなら、諦めもつくだろうから。
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