2019年4月30日。
記念すべき平成最後の本日、愛犬えみりぃが14歳の誕生日を迎えました
あいにくの雨模様で大好きなお散歩には行けませんでしたが、お家でお祝いしました
今年は念願の『犬用ケーキおやつの専門店Lovina(ロビナ)』さんに作って頂くことが出来ました
人気なので去年は注文しようとした時にはもう納期が誕生日よりだいぶ先まで完売でお願い出来なかったので、今年はかなり早くに注文
えみの写真を送って作って頂いたのですが…
とっても可愛く作って頂きました
似てる？
目の上のちょい眉毛や顔の真ん中の白いラインも再現して下さって、
なんと後ろ姿の柄まで
忠実に作って頂いて感謝でいっぱいです。
とっても可愛い大満足なケーキ
これ無農薬の自然食品だけで作られてて全部ワンコが食べれるんです。
…なのですが、
当の本人は出した瞬間「わー
」て笑ってはしゃいでましたが食べようとはせず（笑）
」て笑ってはしゃいでましたが食べようとはせず（笑）
「えみちゃんのだよー食べていいよー」て言いながらずっと置いておきましたが
食べる事はなくオブジェと化して、その横で大好きなぼっこのおやつをバリボリ食べておりました🤣笑
まぁ記念に写真撮れたのでオッケーとします（笑）
冒頭で誕生日を迎えました！と書きましたが、
無事迎えられましたが正しい表現かもしれません。
お気付きの方もいらっしゃるかもしれませんが、現状あとどれくらい一緒に過ごせるか分からない、そんな病状であります。
ちょっと病状のお話をさせて下さい（長くなると思いますが…）
えみりぃが患っているのが“心臓肥大”という心臓が大きくなってくる進行性のもの。
そして“気管虚脱”という気管の軟骨が潰れて気管が狭くなっていくもの。これも進行性です。
どちらもチワワなどの小型犬はなりやすい病気の様で、気管虚脱は原因が分からないみたいです。
二年前から咳が出始め、徐々に悪化しつつあったのですが、去年の秋くらいからどんどん酷くなっていて…
寝ている時以外は常にウッフウッフと苦しそうな呼吸と咳が出ていて、咳が酷くなるとグーグーアヒルみたいな声で食いしばりながら、人間でいう痰を吐く時みたいなガガガカッていう仕草を全身震わせながらするという感じで。
調子が良くない時は発作の様なヒュッコヒュッコという激しい呼吸の乱れと咳の入り混じりでその声がすごく大きくて苦しそうで、
「大丈夫ー？辛いねー大丈夫よぉ。。」と撫でる事しか出来ない事がすごくもどかしい日々でした。
薬はあらゆる物を試し、ネブライザー療法（加湿器の様な物で潤す）も並行しつつ良くなる様試行錯誤してきましたが、どうにも改善が見られないので病院の先生の勧めで呼吸器科の有名な専門医に診てもらう事になりました。
という事で先日行ってきたのですが。
専門なので今までと違った改善策や治療、薬を提案してもらえるとばかり思って希望的に病院へ向かったのですが、告げられたのは結論からいうともう何もこれ以上出来る事はないという事でした。
レントゲンを撮り、診察をして現状を丁寧に説明して下さいました。
気管虚脱の段階は4段階あって、
正常な気管が○の一番左の図だとしたらえみの気管は一番悪い4段階の一番右の図で、もう数ミリしか気管が開いていない位に潰れているそうです。
それが喉の辺りと胸の辺りで二箇所。
胸の方は心臓肥大の心臓の肥大化による圧迫で、先生から言われたのは「かなり悪いです。気管虚脱も心臓もかなり。むしろよくこれで生きてるなという位に…」と。
気管虚脱は手術もあり、切って輪っかみたいな物を入れるのですが、高齢で心臓が悪いので麻酔に耐えられない可能性が高く危ないと。
しかもえみの場合二箇所なので一つの手術を終えてまた期間を空けてもう一回という事になるそうで…厳しいだろうと。
それでも可能性にかけて手術をするならばご連絡下さいと言われ病院を後にしました。
苦しさが少しでも緩和される何かが提案されて前に進める気でいたので、それがない事への絶望と何もしてあげられない悔しさと、分かってはいたけれどもうお別れの日がそう遠くはないのだという現実を目の当たりにしてかなり滅入りました。
見た目だけだと変わらず子供みたいで表情豊かで毛艶も良く、目も綺麗、舌の色も良いしご飯もおやつもモリモリ食べるしおトイレも問題ない。
お散歩も大好きで、心臓が悪くなってからは歩かせられないのでカートのお散歩になり歩くのは数メートルだけにしてますがその時も走ろうとするし（笑）
家の中でもぴょんぴょんしてて、宅急便さん来ると寝てても起きてドアまで行って吠えるし😅とっても元気なんですね。
見た目はとっても元気だからこそ、気管がピタッとくっついたらその瞬間旅立ちの時だというのが…信じられなくて、予兆がないらしいのでいつそうなるのか分からなくて怖くて。
先生曰くもしかしたら喜んで興奮してる時かもしれない…と。少しばかりそうだったらいいのになと思いました（笑）
せめて最期は一緒にいる時に楽しい気持ちで旅立ってくれたらなと。こればかりは分からないけど。
そして手術をするべきか否かの選択にもかなり苦悩しました。
どう考えるかは人それぞれだと思いますが、
母とも話し、カブちゃんとも話し、リスクが高い上いつ何時どうなるか分からないなら最期が痛い記憶だったり病院で一人だったりするのは嫌だなと私は思ったので受けないという選択をとりました。
治療的な意味では今飲んでる薬を続ける以外に出来る事はこれ以上何もないかもしれませんが、
一緒にいられる期間出来るだけたくさんえみが楽しい嬉しいって思う事をしてあげよう！！と、今はとっても前向きに過ごしています。
長くてすみません。
えみを気にして下さったり愛してくださる方々からの心配して下さるお声をたくさん頂いていたのできちんとお伝えしておきたいなと思って書かせて頂きました。
あとどれくらいの期間一緒に過ごせるか分かりませんが、いっぱい笑って悔いのない日々を過ごせたらなと思います。
ですので勝手ながら皆さんにお会い出来る日が少なくなってしまっておりますが、すみません。
ご理解頂けましたら幸いです。
という事で、
改めてえみちゃんハッピーバースデー🎁🎉
ちぇりすん