おら見ただ・2連発 | 甲羅に似せて

甲羅に似せて

蟹は甲羅に似せて穴を掘るそうです。私も日々の想いを
蟹が穴を掘るように綴っていけたら・・・。

あれ?書こうと思っているうちに、随分前になっちゃった。虫が苦手なので、唯一ちょっと苦手なコーナーだったんですが、この2つは何故かツボってしまいました(^_^;)


8/13放送分。

火にあたりながら、自分が着ているジャンパーのにおいを嗅ぐ現場主任井上さん。

「あーオレちょっと。こればっかりだからなー。汗臭いかも。」

 

「大変だー!大変だ、井上さん。メチャメチャ変な生き物見た!」

叫びながらかけ寄る現場の河本さん。鼻の下を伸ばしながら、変なしゃべり方。

井上「(笑)え?え?そこまでいく?オレの臭い。」

河本「(口で息をしながら)いやいや、全然キツくないですよ。」

井上「なんで、鼻声やけど。」

河本「あ、ちょっと風邪ひいてるんです。(口を押さえ、後ろを向いて息をする)」


河本「井上さん大変だよ!」

井上「どうした、どうしたん?」

河本「(鼻をつまみながら)サイみたいなカブトムシがいたんだよ!」


河本「(絵を描きながら)こないだバイトの子に、臭いんだよお前!とか言ってたけど、あれ井上さんだったんだ(笑)。誰だこの臭いさせてんのは!とか言って叩いてたけど、あれ井上さんなんだ、じゃあ(笑)。井上さんなのになと思って。ハハハハハ。」

河本さんが話すのを、ニヤニヤしながら観ている井上さん。


井上「(出来あがった絵を見て)なんなの、それ。」

あるいは河本さんの様子に対して言った言葉かも。カブトムシの胴体にサイの顔の絵。

井上「まるっきり、サイやなあ、もう。」

河本「いや、もうサイなんです。」

井上「はい?」

河本「だからサイを見たんだよ、俺は。」

井上「(笑)じゃ、サイ描けよ。」

河本「いや、それがカブトムシだったからびっくりした。」

井上「なるほどなあ。」


この後、虫ガールが話題の虫をプリントしたTシャツを着て登場。


あら?文章だけで伝わるかしら。それと感じさせずに気を使っても伝わる、すごく臭そうな河本さんの様子。臭っている人という、普段とちょっと違う井上さんのキャラが面白くてたまらず悪乗りする河本さんの様子を、ニヤニヤと見守る井上さんも、なんだか楽しそう。もういっそ、このままミニコントを続けてくれたらなあ。


8/16放送分。

冒頭から、いきなり崩れ落ちてヒザと手をつく井上さん。

井上「あ…っ。きゅうりょう、でなかった~。」(何故かスタッフさんの大笑いする声が)

河本「(登場しながら)大変だよ!」

井上「ちくしょおっ!」

河本「そりゃお前、ほんとに大変じゃないか!よくもお前、だましてくれたな?」

井上「(咎める感じで) お前?」

河本「(笑)すいません。」

井上「うん。」


河本「大変だよ、変な生き物見た。これ、本当に、初見だよ。」

井上「いつも初見だろ?どんなの?」

河本「くずもちみたいなテントウムシがいた!」

井上「くずもちはくずもちだろ?」

河本「いや、くずもちって、あのつるんつるんのくずもちだぜ!外側トゥルントゥルンの、餅みたいなヤツ。」

井上「半透明の。」


河本「(テントウムシにくずもちの葉っぱがついてるような絵を見せ)ほらっ!」

井上「キャベツだろ?これ。」

河本「いやいや、くずもちなんだよ。葉っぱで包まれてて。ここがプリンプリンのお餅なんだよ。」

井上「わ~~!」

河本「こんなテントウムシ、いたんだよ。」

井上「じゃ、くずもちかもしれないな!(きっぱり)」

河本「ヘタしたらくずもち。」

井上「おい、よく見ろって!お前。」


虫ガールが、その虫について説明しながら通り過ぎました。


河本「見てみろ!結構いい感じだっただろ。」

井上「いやいや、これ惜しかったな。」

河本「ちゃんと見ればよかった、もうちょっと。」

井上「あれで食べれたら、(取って口に持って行くしぐさ) いいけどな。」

河本「あのまま食えねえかな、あのテントウムシ。」

井上「(腕組みして)うーん。」


冒頭の井上さんが崩れ落ちるシーン、何度観ても気の毒なんだけど笑ってしまいます。情けなさ加減がなんともかわいくて。くずもちに似ているという、河本さんの擬態語の質感が、なんか想像するときゃーっとなります。

話しているうちに、井上さんが食べられるんじゃないか、食べられればよかったのにとなっていくのが、ほのぼのしているようで、じわじわとシュール。


給料が出なかった、お金がないお腹が減ったという時代を通ってきた彼らだから描ける、楽しく怖いミニコントでした。


夏休みで全然出てこない日があるとヘコむけど、その後にはこんなのが観られると思うと、メリハリがあるなあとうれしくなったりします。