4月期ドラマ最終回まで | 甲羅に似せて

甲羅に似せて

蟹は甲羅に似せて穴を掘るそうです。私も日々の想いを
蟹が穴を掘るように綴っていけたら・・・。

4月期はいいドラマが多くて満足。一方で、キャラやストーリーに目が点になるものも…。始まる時期がバラバラなので、チェックするのも感想書くのも大変。なので、苦手なヤンキーものは今回パス。よかったのには★印。




★八日目の蝉

子どもに対する無償の愛情に心打たれたけれど、つじつまを合わせるために時々つく嘘が、そもそもの出発点の罪深さを思い起こさせました。過去をたどることで、恵理菜()がこれからを前向きに生きていこうとする気になれのがよかった。




★チェイス~国税査察官

ARATA萌え~なドラマでした。脱税の手口もすごいけど、数奇な人生を生きてきた村雲が、最後まで母親を気づかい愛情を求めていたのに対し、ほんとに最後の最後に母親が示した冷たい態度に心が冷えました。かわいそう過ぎる。母親より女を取ったということなのかと、頭の中で思考がしばし空回り。理不尽なようで何か、リアルなものを感じました。




Mother

チェイスと同じ人の脚本だったので、あの冷血な母親と対比するようにこのドラマを観ながら母性について思いめぐらせていました。思えばこのドラマには、いろんな母親の姿が出てきますね。奈緒の実の母、育ての母、そしてつぐみの母である奈緒、怜奈を捨てた母親、障害のあるお腹の子を産むと決意する芽衣。つぐみを巡って事態が二転三転するうちに、それぞれが互いに影響を受けながら、母親としての自分のスタンスを見つけていったように感じます。

最終回のあと会った友達は「どうして一緒に住めないんだろう。一緒に暮らせればいいのに。」と、訴えるように私に聞いてきました。私も同じ想いでしたが「そうだねえ。」と言うしかありませんでした。

3人で過ごしたあの1日だけであとの日々を生きていけると言っていたうっかりさんはとうとう他界し、怜奈に戻ったつぐみは施設へ。

最終回のひとつ前の回の最後、施設から電話してきたつぐみが、「私をもう一度誘拐して」と頼むところで、涙が止まらなくなりました。離れたからって、忘れられるような結びつきではなかったのかと。

最終回、成人したつぐみが奈緒と再会するシーン。これからの新しい生活に想いを馳せながらも、その後出てこなかった、彼女の本当の母親のことも、何故だか忘れることができません。つぐみは奈緒に助け出されたけれど、あの母親は今も、孤独で助けを求めているのかもしれません。




■絶対零度

終わってみると面白かったです。チームメンバーそれぞれが個性的で、桜木が1人活躍するというんじゃなく、チームの一員として動いていたのでストーリーに集中できました。それぞれが自分の担当した事件にトラウマを抱えているというのもリアリティがあったし。事件関係者の心を辿っていく桜木の手法にも共感しました。どんな刑事になりたいかという課題に、答えなく投げかけられたまま終わったのも、これからずっと考え続けていくんだろうなあと。シーズン2があったらまた見たいです。




■臨場

新メンバー永嶋の父親殺しの真相にせまる前後編の最終回。人間関係がややこしくて、この人とこの人が兄弟で、こっちが友達で、こっちが夫婦?と、把握するのに手間取りました。真犯人の息子を手にかけてしまった父が、連行されるとき、永嶋に息子の罪を詫び、「お父さんが今のあんたを見たら喜ぶだろう。」と声をかけた時、何故自分だけがこんな目にという思いは、きっと消えたのでは。だってこのお父さんの境遇の方がかわいそう過ぎます。




■新参者

安部ちゃんの存在感だけで、最後まで観てしまった感じです。一歩まちがうとストーカーっぽいところがぞくっとするしおかしい。最後までひとつの事件を追うのは少し新鮮だったけど、犯人にあまり驚きがなかったのは残念。どこがとは言えないのですが、演出がちょっとわざとらしかったかも。




■ジェネラル・ルージュの凱旋

映画を観てからドラマを観たら、ストレスたまった~。速水先生は何もかも自分の胸にしまい過ぎで、何も伝わってこないし。調子に乗ってる白鳥先生を毎回観るのが、心のなぐさめでした。あと、物語メインだからなのか、医療部分の描写がいい加減過ぎて、こういうのは意外と気になるものだなと。速水先生、人殺しじゃなくてよかったけど、患者大量受け入れシーンはせっかくの見せ場なのに、そこカットですか!とびっくり。あんまり予算なかったのかな。




■月の恋人

主役級の女優さん、3人もいらなかったのでは?扱いも全員主役級なので、感情移入しにくいったら。二宮と蓮が大学で2人きりになったあたりから、やっと落ち着いて観られるように。でも、手近なところで手を打った感が漂うのは何故なんでしょう。いつも気にかけてくれて仕事も手伝ってくれる彼女がいたら、それは便利でしょうけど。そう思うのは、何故蓮がシュウメイに惹かれたのか、シュウメイは蓮のどこに恋したのかが、丁寧に描かれてないからでは?柚月も都合よく使われていただけのような。風間くん主役の方が、よかったのかもと思ったり。




■素直になれなくて

後半、私の中では主人公がリンダだったので、自殺しちゃうとは!とびっくり。ピーちのときは助かったのに。恋するって、ドラマでは美化されるけど、ほんとはキモかったりイタかったりするものだよねと思ってリンダの恋模様を観ていました。だけど、リンダの残した携帯のメールは、なんかリンダらしいなあ。自分のことより人のことを思いやる彼らしい。もう逢えないから、その優しさが沁みるという部分も。





独断と偏見に満ちた感想、失礼しました。実は新ドラマの方の感想が書きたくてたまらないのですが、まずはこちらの方から。視聴率も4月期はよかったみたいですね。ひとケタは少なかった。ワールドカップの影響はあったみたいですけど。7月期の出だしは、ちょっときびしめな感じがします。



出てこい、名作!と願いつつ。