これまで、韓国ドラマの面白さが今ひとつわかりませんでしたが、TBSで午後にやっているチャングムに、遅まきながらハマってしまいました。最初は、再放送なんて手抜きだと文句を言っていたのですが、始まってみると今期やっているどの連ドラより、面白い。
今までどうも気乗りがしなかったのは、韓国の男性の顔立ちが、あまり好みではなかったためのようです。女性はびっくりするくらいきれいな人が多いですね。肌のきめの細かさが違う。
そして、やはり歴史ものはスケールが大きく、見ごたえがあります。
日本の時代ものはちょっと苦手だったりするのですが、男性中心の人間模様なので、そこが面白くないのかも。チャングムは王様に仕える女官や医女のお話なので、観ていて、学校のPTAのママ同士の心理戦を見るような既視感があって、感情移入しやすいのかもしれません。
王様の食事を作る女官を経て医者を志すチャングムは、運命に翻弄される受け身な生き方ではなく、自ら危険に向かっていき、自分の知恵で運命を切り開いて生き延びていく意志の強い女性で、その生き方にも共感し、彼女の成長物語を見届けることに楽しみを感じます。
物語に織り込まれる儒教的な教えとか、食事と健康の関係とか、当時の医学の考え方とか、物語以外の韓国文化にも、興味を惹かれるものがあります。
そして今の日本のドラマに欠けているものが、ここにはあります。この後どうなるの?と息をのんだ所で終わり、次が見たくてたまらない気持ちに毎回させられること。次に期待を持たせる作りが、うまいなあと感じます。
全54話の、今は最後にさしかかっているので、終りが観たいような、まだ終わってほしくないような…。見終わってしまったら、またDVDを借りてきて、通して観ようと思っています。