今日は草原さんのエピソード。彼を評して、「学者肌で面倒見がいい」と師匠は言ってましたね。
まだ悩みが解決しない喜代美ちゃんは、この頃落語教室をやっていて、資料の本を取りに来た草原さんにも泣きつきます。すると、「その気持ちわかる。」と、一緒に来ていた奥さんの緑さんが声をかけます。
緑さんは学生時代、落研だったんですね。女性が落語をやることについて、「枕で女の子として話していたのが、落語に入って急に男の台詞を話し始めるのがお客さんに違和感があるのでは?」と緑さんは言います。なるほど、思わぬところに女性落語家の先輩がいたんですね。どう解決したのか期待して聞いていると、「だって私は素人だから。」と、特に何もせずにそのままやっていたという答えに拍子抜けしました。
そこで悩んで答えを出すかどうかが、アマとプロの分かれ道なんですね。
草原さんは「饅頭こわい」の冒頭をやってみせ、「酒が好き」だの「女が好き」という台詞は若狭にはきついなあと言います。「どうすれば」と言う喜代美ちゃんに、「あせらず続けていけば、そのうちわかることもある。」それが草原さんのアドバイスでした。
「男には女性にいいとこ見せたい所がある。」と、なかなか口には出さない男の本音を、師匠は糸子さんに教えます。
草原さんは、芸暦10年まで出られるコンクールに出ては、本選でかんでしまって落選を繰り返して、10年目、受からなければ緑ちゃんと別れる決意をして臨みますが、あえなく落選。
M-1みたいなのが落語にもあるんですね。10年目に受かれない所がリアルというかドラマチックだなあ。
あきらめかける草原さんに、同じような人はもう二度と現れないと言って、師匠は2人を後押しします。
今回は、草原さんと緑さん 結婚して随分たつのになぜそこまでラブラブ?と不思議だったのですが、落語の話題での文通からコンクール苦節10年、そして師匠が挫折してのあれこれを経ての今日だという事を思えば、2人の絆は今一番強く確かなものになっているのでしょうね。
次回は小草若さんでしょうか。息子であり弟子でもある・・・お互いにいろいろな想いが錯綜していそうで、楽しみです。