あの後、どうなったのかしらと思っていたら、面白いことになってました。
壊れた壁の前で、草々さんは「いつにする、結婚。」と、いきなり喜代美ちゃんに聞いてきます。「は?」と話の飛びように絶句する彼女に、「せえへんのか。」とがっくりする草々さん。「いえ、します。」とあわてて返事をすると「でへへへ~。」とうれしそうに喜代美ちゃんを抱きしめます。この草々さんのデレデレぶりが、普段の威張っている感じと対照的ですごくおかしかった~。これがツンデレというものですか。
師匠に結婚の報告に行くと、なぜかそんなに驚かなくて、「相手は誰や。」と人を食ったようなことを言います。その足で小浜に結婚を認めてもらいに行くと、みんなあっけに取られている割には、あっさりと結婚を認めてくれます。「喜代美がどんだけ不器用で根性なしかわかってくれてなら、結構やな。」と言うお母さん。「こういうときお前みたいな奴に娘はやれん、とか、その前に一発殴らせろとかあるかと思ってたけど、反対する理由が見つからん。」とお父さん。日取りの話になると、話しているうちになんと、大安の日で都合のいいのはあさって3日だけということに。
帰って師匠に話すと、「さすが、あんたんとこの家族や。おもろいな~。そうしよう。」と、とんとん拍子に話が決まってしまいます。なんだか、結婚しようと決めたならさっさと結婚した方がいいと思ったまわりがそういう方向にもっていったような気がしないでもないです。「結婚は1人暮らしより1人立ちできる。」と言った師匠の言葉、考えると深いなあと思いました。
式の当日、喜代美ちゃんは、いつも何をやってもうまくいかない自分が、そんなにスムーズに結婚できるはずがないと、変な不安に駆られて、幼馴染の順ちゃんの顔を見ると、「順ちゃ~ん。」と泣きついて自分の不安を話します。今回、喜代美ちゃんキャラが全開ですごく共感したのですが、なんでも話せる友達に悩みを打ち明ける時こんな顔するなあと吹き出してしまいました。
草々さんがどこにも見当たらないと言われて、逃げられたと思い込み、「こんなストレートど真ん中の落とし穴やなんて。」と泣きながら外へ飛び出す喜代美ちゃん。小浜の家族が心配して駆け寄ると、「きのう、独身最後の夜だからと、みんなで飲みすぎて寝過ごした。」と、徒然亭のメンバーが帰ってきます。「喜代美にこんな不安な思いさせて、そんないい加減な男に喜代美はやれん。」とお父さんが怒ると、草々さんが喜代美ちゃんに「悪かった。」とあやまります。「スムーズに進みすぎて不安だったけどお父ちゃんが反対してくれてよかった。」と喜代美ちゃんは心のうちを話します。
その後の草々さんのセリフがよかった。「心配せんかて、これからオレがいっぱい心配かけたる。」変な安心のさせ方だけど、今の喜代美ちゃんには一番説得力のある言葉だと思います。ゆっくりうなづいた喜代美ちゃんの笑顔が素敵でした。
結婚って、2人でいることで不安が半減するけど、1人でいるより孤独な時もあるから、自分の思いのたけを素直にに相手にぶつけて、理解しあって一緒に生きていくことが大切だと思います。自分の思いだけでなく、相手の思いも受け止めながら。
後は結婚するだけか・・・と思いつつ観始めたら、新年から度肝を抜かれてしまいました。また明日に期待します。