ある女子高生の話です。
親はずっと彼女に「薬剤師になるように、理系に行くように」と言ってきたそうですが、
当の本人は、理系が苦手、高校も工芸科の方面に行きたかったようですが、
親が反対、結局普通科に入りました。
そして、彼女にとっては、これが親に対する最初の抵抗だったかもしれません。
「自分は薬剤師にはならない、理系には行かない」と最終的には親を説得し、
彼女が進みたい大学の学部を選んだようです。
親の願いと子供の希望がマッチすれば、問題はありませんが、
往々にして異なるのが普通だと思います。
親は、子供の幸せを願っているので、
最終的には子供が願う道を歩ませてやりたい、と思い
親が子供に願っていたことがあっても、
子供の意見を尊重していくのではないでしょうか?
先日、中1の女の子を持つお母さんと話しました。
教育熱心な家庭で、あまりにも一生懸命子供のことを思うあまり
子供への干渉のしすぎになり、
母子ともお互いにそれがストレスになって疲れてしまう、
という状況でした。
中学生は小学生と違って
だんだん自我が目覚め、
親からだんだんと離れていく時期であり、
いわゆる反抗期、と呼ばれるのもこの時期ですね。
親は子供に対して、こうすればいいんじゃないか、とか心配するわけですが
子供にとっては、それがうるさくてしようがない、
親が口を挟むと、けんかになったり、親子間の葛藤ができたりします。
特にこの時期は、
親は、子供と少し距離を置いて
子供が助けを必要とするときは、助けるけれども
基本的には、暖かく子供を見守ってあげる、
ということが必要だと思います。
子供は親の愛情を、いろいろな形で感じていると思います。
じっと子供を見守ることも親の愛情だと思います。
親の深い愛情を感じて育った子供ほど
人の気持ちがわかり、
また自分自身がされたように、
他人とも関わっていくことができると思います。