彼女は気がむかないと、朝、学校に行くしたくをして、家を出て、
駅前で時間をつぶし、学校の終わる頃
そのまま家に帰る、ということが時々ありました。
離婚した母親は朝早くから、夜遅くまで仕事。
彼女が学校でいじめにあい、学校を時々さぼっているなんて知るよしも
ありません。
同級生の友達から夜の街に行くことを誘われ、ある土曜日の夜、お互いに「○○ち
ゃんの家に泊まる。」と話をあわせ、夜の街に出かけました。
「何も怖いことなんかないから大丈夫」
同級生の友人は以前にも出かけていたのです。
「女の子3人だったので、何人かの男の子に声をかけられて、話した。」と
言っていましたが、彼女は初めて街で夜を明かしました。
母親達は何も知りません。
彼女達はなんと孤独なのだろうか、と思いました。
家庭の状況が彼女達をそこまで追い詰めるのだろうか。
私が担当する生徒の身近にもそんな子がけっこういる、ということを聞いて
さらにびっくりしました。
彼女には、「一生懸命働くお母さんを悲しませないように」と言ったのですが、
今も孤独に耐えているのでしょうか?