シャンプーの話②

それでは先日のシャンプーの話の続きです。

実際、ご家庭でシャンプーをする時、どんな洗い方が正しいのか？

まずお湯の温度ですが、あまり熱すぎると油分を取りすぎます。

洗顔と同じで必要な油分は取りすぎないように注意する意味で36℃～38℃ぐらいが理想と言われています。

シャンプー剤の選び方としては、基本的に現在売られてるシャンプーであれば何でも構わないと僕は思っています。

ただ、シャンプーをする上で一番大事なのは「すすぎ」なので、安価な石油原料をメインに使ったシャンプーは水に溶けにくいので若干注意が必要です。

しつこくすすがないと頭皮にシャンプーの成分が残りやすいということになります。

その点、少し高いですが天然由来の成分のみで作ったシャンプーは水に溶けやすくすすぎの時に頭皮に残りにくく、刺激も弱いので安心して使えるというメリットがあります。

最近では頭皮のクレンジング効果のあるヘッドスパに用いるシャンプーなどもありオススメです。

でも言いかえればしっかりすすげば安価なシャンプーでも大丈夫ということです。

皮膚が敏感な方や、抜け毛が気になる方には天然由来のシャンプーやヘッドスパ用のシャンプーを選ばれるといいと思います。

少しぬるめのお湯でよく濡らしたら、少なめのシャンプー剤で２度洗いがいいでしょう。

必要以上にたくさんシャンプー剤を使って泡ぶくぶくにするのも気持ちはいですが、これもまた頭皮には負担をかけることになります。

少ないシャンプー剤でも２度目のシャンプーでしっかり泡がたてば十分です。

爪を立てずにマッサージするように洗い、あとは髪が少しきしむくらいまでしっかりすすげば完璧です。

コンデショナーやトリートメントはお好みの物で結構ですので、地肌につかないように髪だけにつけ、こちらもしっかりすすいで下さい。

できればシャンプーした後はすぐに乾かした方がいいでしょう。

髪は濡れてる状態だと、表面のキューティクルが柔らかくなっていますから、少しの摩擦でも剥がれやすくなっています。

濡れたままお休みになる方も多いと思いますが、それも髪を傷める原因になります。


長くなってしまいましたが、こんな感じで毎日シャンプーされるといろんな頭皮のトラブルを防ぐことができると思います。

参考にされてみて下さい。