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さてさて、またまた間ノビに間ノ~ビしてしまいました本書庫「キャッチフレーズ辞典」。

こうしてタラタラと日々をやり過ごし、やることもやらんと遊びほうけてばかりいると、一体どんな結末が待っているのか?それこそこのテのお話は、幼少の頃に「イソップ物語」などで散々ぱら読み聞かされたものでゴザイマスよね。だからこそ今はこうしてヒトの道から大きくハズれることなく、平穏無事に生きながらえているのでありまして。ってかワタクシメの場合はこんなドルヲタでマニアな性格が災いし?正常なヒトとしての道からは大きく逸脱してる可能性アリアリなんだけんど。(笑)

まぁ、ソレはさておき「イソップ物語」と言えば…

高野浩和クン

この方でゴザイマスよね。当書庫「キャッチフレーズ辞典」におきましてはお初!となる男性アイドルのご登場と相成りましたよ~ジャジャーン!

ってかサ…ジャニの人気者だったあの方々のことすら一切合財触れてないブログだってのに、なぜゆえにいきなりこういう人選になるのか、全くもって思考回路がよくわからんワタクシメの頭脳ナノ。まぁ、いずれにしても今にハジまったことではないからして…「いいじゃないの幸せならば」ってことで、早速に進めて参りまショ。(笑)

高野浩和クンと言えば、TBS系列で1984年から翌年にかけて放映され大人気を博した青春ドラマ…

「スクール☆ウォーズ」

にて、病弱な少年役である...

イソップ(奥寺浩 役)

として一躍人気者になったお方。ドラマ内では森田光男役の宮田恭男クンや、川浜一のワル(大木大助役)を演じた松村雄基クン等を尻目に…

「ボールが生きている間はベストを尽くさなきゃ。最後まで諦めちゃダメだよ。」

「小さなひとつひとつのプレー大事なんだよ。先生がいつも言ってるじゃないか。どんなことがあっても諦めない心。それが大きな勝利に繋がるんだって。例え負けると分かっている戦いでも、最後の最後まで戦い抜く。それが男だろ!ラガーマンだろ!」

こんな説法までおタレになり、いつのまにかチームメイトを指導する立場に。(笑)しかしまぁ…やるなぁ、イソップ!といったトコロでゴザイマスよね~。いくら雄が基本のお方がお相手のひとりだったとは言え、かなりの強気モードでガンガン突いてくるんだもの~イヤン♡、以下自粛…。でもおっしゃっていることはごもっとでゴザイマスよね、ワタクシメもこの名言を肝に銘じ、男らしくガムばりますワ…小さなことからコツコツとネ。

なにはともあれ、この劇中では主役陣を喰ってしまうほどの人気者に!ということで、当時の音楽業界がほうっておくワケもないのは言うまでもなく。まぁ、あの時代ってのは歌ってナンボ…そんな頃合いでゴザイマシタものね。それこそ猫も杓子も歌歌歌…だからこそこんなヒトがあんなお歌を!という盤が存在しているのでゴザイマスよ。(笑)

そんな時代でゴザイマシタから、ドラマで人気者になった高野クンにも白羽の矢が!でもってそのレールを走らされることになり、歌手としてのデビューは1985年3月25日。デビュー曲はズバリ言うわよ!とばかりの…

「イソップ物語」

ちと狙いすぎたかしらね、ナゾ。だけれどもコレがなかなかの傑作!なんだから。熱き青春がほとばしるぅ~といった風情がムンムンのポップスで、あたかもドラマの一幕でも見ているかのような出来栄えだったりもする。歌声はやや苦しげではあるなれど、ソレがまた青春のもがきや苦しみを表現できているかのように感じ(コレは単に錯覚とも呼ばれるモノなのかしらね、ナゾ)てくるからあなどれないのでありまする。素人のカラオケレベル~とかって評されちゃうとそれまでのコトなんだけんど。(笑)

でもってその際のキャッチフレーズとやらが…

甦れ!イソップ

コレだったのでありまする。ちなみにサブキャッチはこんな風。

ひたむきな青春。「スクール☆ウォーズ」で人気爆発!あのイソップが今、甦る。

そもそも例のドラマ内では、病弱の身で明日がやってくるのかわかりません…という状態の少年役。だからこそそのイメージを絡めに絡めたキャッチフレーズを陣営はこしらえたのではないかと推測。ってか、かなり意識しまくり!といったトコロでゴザイマスものね。

そして、デビュー時のプロモ用広告には高野クンを応援する熱きメッセージが、こんな風にツラツラと並べたてられておりましたの。

○原朋子さん(中2)「私のクラスで一番はやってるのが、「イソップ」の話題です。」
○島加代子さん(中3)「高野君を見てとても感激しました。入試にあなたのサインをおまもりとして、もっていきたいと思います。」
○丸千恵美さん(13才)「イソップの役、カッコよかった。笑顔が好きです。…夢は浩和君の奥さんになること。」

あいにく最後のお方の夢は引き裂かれたようでゴザイマスがね...泣っ。

ってかコレラってホントに実在する人物が送ったものなのかしらん、ナゾ。まさか通販広告でよく見かける「全国から寄せられた絶賛の声」ってのと同類じゃないでしょうねぇ。(笑)それこそ「このメッセージは本当に私が送ったものです!」というご本人コメが来るのを期待してやまないといったトコロでもありまして。

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デビュー時のカラー広告。徳間音工→徳間ジャパンへ改名した社のやる気マンマンが垣間見られるデザインか。背景にはファンから届いたことを想定?した封書などの画像がこれでもかと。右中央にはマルベル堂社員からのプロマイドが売れて売れてウレシイ悲鳴~とやらのメッセージも掲載されている。

こうした大きな期待に応えて歌手デビューを果たした高野クン。しかし歌の世界はなかなか厳しかったようで?ドラマの中で得られたような人気を歌の世界で獲得することはならず、残念無念!彼が残した盤というのは、このデビュー曲とアルバム1枚ポッキリなんだもの。だけれどもLP盤は「HIROKAZU」というタイトルで発売され、なっなんとフルアルバムだったりもするから意外とスゴイのね~高野クンといったトコロか。だって少なくともオリジナルチューンが14曲もある!ってことになるのですから…大したものでゴザイマスよね。ご本人様にとりましてもこのデビュー曲とアルバムは、青春時代の記念品扱いになっていることかと思われ。

ワタクシメ的にはドラマの頃から高野クン応援派ではゴザイマシタがね。だけど常にソレに反する派というのも存在するワケでありまして。とあるプロのボイストレーナー様は…

こんなんじゃ女の子にも負けちゃうヨ

こんなにも手厳しいお言葉を高野クンめがけてお投げつけ。センセイったら…ちょっとあんまりではないのサ!そこまで激辛のコメントしなくたっていいではないの~もっと温かな目で見守ってあげてほしかったものでゴザイマシタよ。それこそ当のご本人である高野クンには…

甦れ!イソップ

叩かれてもナジられても…甦れ!男だろ!!の精神でガムばってほしいトコロではゴザイマシタがね。しかしながら、いかんせんご本人様の芸能界に対する執着が…

青春時代の記念

このようにカ弱かったこともあり、甦ることなくそのまんま撃沈!

♪ぶきっちょな ありきたりの青春だけど

まさにこのとおり…ぶきっちょでありきたりな芸能活動になってしまわれたようでゴザイマス。

このように芸能界からは早々とサバラされたけんど、その後の人生は順風満帆?某おカツラ企業にご就職され今でも変わらずご就業中とのこと…それこそ「イソップ物語」のエピソードである「アリとキリギリス」のアリさんのごとし、コツコツと堅実な人生を歩まれているようでなによりでゴザイマスよ。そして…

♪胸はヒーローより 熱い

長らくの独身生活の後、つい最近になって16才も年下の若いお嫁さんをゲットされたとのこと。

♪俺なりに 君を恋して 愛しているよ

あらあら、うらやまシュ~ゴザイマスよ。歌手デビューから29年!それまでのコツコツな歩みはもとより、ヒーローよりもお熱い胸の内をお披露目してくださるなんて!やるなぁ、イソップ!!男気タップリコンコンでステキでゴザイマスよ!!!

ってなワケで…今回はこの祝福ムードのままお開きとさせていただくことにいたしまする。

「キャッチフレーズ辞典」にまたまたお付き合いくださいまして、ありがとうございましたん^^。