しのぶれど
色に出にけりわが恋よ

濡れた髪にタオルをあて
裸の背中を愛しく見つめる



夢のなかで 
叫んでしまうことを
怖れながら

あなたに呼ばれる日を
待ち続けた


茜色に燃ゆる空を
飲み干すほどに
昂る 身体


心は自由なのに
悲しくなるのは何故だろう


なにも望まないと言いながら
あなたのいない未来を思うと
空っぽの心ですすり泣いた


さらって欲しいと願う一方で
日常を守る自分が悲しい




しのぶれど 
色に出にけりわが恋は
ものや思ふと人の問ふまで



by★cc


百人一首 平兼盛

「しのぶれど 色に出にけりわが恋は
 ものや思ふと 人の問ふまで」





300グラム未満で生まれた赤ちゃんが、医療技術の進歩でぶじに育つ時代に


高齢者の暴走運転により奪われた
3歳女児の命を思う


ひとの手により生かされ
ひとの手により奪われる
それぞれの命に
宿命と運命を思う

医療技術の進歩により救われる命があるように
AEBS(衝突被害軽減ブレーキ)の搭載が標準化されれば悲惨な事故は減るのだろうか


いつも思うのは

戦争がなければ
病気にならなければ
事故に遭わなければ

失われずにすんだ命があり
その存在がまわりの運命を少しずつ変えていくのかもしれない…ということ

生まれる前から赤い糸で繋がっている

「運命のひと」が

何らかの事情で早世し
永遠に待ち続ぼうけ、なんてことになるのかもしれんのだよ


インターネットの出会いだって
ひと昔前ならあり得ないこと
人類の叡智は
運命を軌道に乗せようとしているのか、逸らそうとしているのか
考えるほどにわからなくなる


『出会いは宿命、結びは運命』
は、江原啓之氏の言葉

出会った時点で『宿命』それが成就できるかどうかは『運命』

つまり、宿命は生まれる前から決まっていて変えられないもの
運命は巡り合わせなので
日頃の選択の積み重ねで引き寄せるものも変わってくるというもの

らしい

生き方であったり
努力だったり
裁量で変わるのであれば

努力は裏切らないと
思いたいけれど

あらゆることが
自分が望むタイミングで
報われるとは限らないのだ






この冬は
お店でよく白いショートブーツを見かけるラブラブ

つい 買ってしまった
翼が生えたブーツみたい目








ゆれてゆれて仕方ないとき
抱きしめてくれるあなたがいて
生きてゆく 
千原 こはぎ


★2019 4月にyahooブログに投稿した記事を推敲しました