菜種梅雨
脈打つように
天窓をすべり

仕舞いそびれた
男物のカーディガンに
袖を通せば

微熱を纏うカラダが
出口をもとめ飽和する


戻れる場所を確保して
はじめる恋など
あるはずないから


雨の匂いを連れて
君が帰るのを待っている

目眩する温度差で
お互いの体温を分け合いたいんだ



雨の匂いを連れて
君が帰るのを待っている

こんなにも愛していると
どうやって伝えたらいいのだろう