今日は日曜日


彼と逢う約束をしてから何度目の日曜日だろう


日曜日はキライ


別に特別な関係ではないけれど


家族団欒している彼の姿が簡単に想像できるから⋯


平日の彼は遅くまで仕事みたいで


そんな彼の姿も想像しにくいけどその方がまだましかな


今日が終わって週が明けると連絡が来る


約束の日のやくそくしないとね⋯


私はそれを心待ちにして毎日を過ごします。


約束の日までの期限付きで⋯





今になって弾んでた心がしぼんできた


その日が終わってしまったら、また私はひとりぼっちに戻ってしまう


きっとしばらくは逢えないね


逢う理由も無くなってしまう


逢うのに理由がいるって哀しいな



それでも心のはしっこで逢える事を楽しみにしている自分がいるのも事実


逢ったらきっと言葉が出ない


いろんな感情が込み上げてきて涙になってしまいそう


泣いてしまったらごめんね


今のこんな私でも逢いに行っていいですか


今度だけあなたの胸を貸してくれますか


想い出話でもしようと言ってくれたあなたの言葉に甘えていいですか


きっと寄りかかってしまう⋯


あなたの温もりを少しだけ私にわけてくれますか
深い暗い迷路の中でうろうろ 


今の私の心の中は何かを迷ってる


夫婦って何なんだろう


20年も一緒にいてこんなに簡単に擦れ違うもの?


どんな壁にぶち当たった時も


支えてきたつもりだったのに


こんな事で崩れるものなんだろうか?


あなたの痛み  苦しさ  淋しさ  辛さ


全部汲み取ってあげたかったけど




出来なかった自分


あなたのそんな頃


私も自分で自分がわからないくらい迷路の中にいた


その頃の私は自分が嫌いで嫌いで仕方なかった


誰にも優しくできる余裕なんてさっぱりなくて


思いやる余裕なんて全然なくて


毎日毎日 後悔ばっかりしてた


私も支えて欲しかった




お互い いっぱいいっぱいだったんですね


どうやらそんな私があなたには許せなかったみたい


あなたに言われて 心底申し訳ないと思った


ごめんね  支えてあげられなくて



優しさや癒しを他に求めるあなたの気持ちが


今はよくわかる


私もあなたじゃない人に寄りかかろうとしてるから


心の奥ではまだあなたに寄りかかりたいと思っている自分がいる


けど、何かが私にストップをかけてる


夫婦なのに⋯⋯


私も誰かに支えて欲しい時があるよ


誰かに甘えたい時がある


でも、今のあなたは私を寄せ付けない何かを感じる


もう元には戻れないかも知れないね


あまりにも溝が深すぎる⋯


そんな気がする




やっと 週末


この週末を乗り越えればあなたに逢える


でも  今は逢える事の喜びよりも


あなたと過ごした後のことを考えてしまう


あなたに逢ったあと


私はどうなってしまうのだろう




次の約束してくれますか


また  逢ってくれますか?






なぜあの時に出逢ってしまったんだろう


ふたりとも若くてとても未熟だったときに⋯⋯


もうすこし大人になってから出逢いたかった


そしたら今の二人は違ってたかも知れないね


お互い若くて無鉄砲で向こう見ずだったから


”あのとき” があったのかな


あのころも いっときも離れたくなくて


あなたにぴったりと寄り添っていたかったはずなのに


あの街を離れたのは私からだったね


休みの度に逢いに帰ったけど⋯いつのまにか⋯⋯


あの頃、あなたは待っててくれた?


あなたに逢いに帰ってくる私を⋯


いつ帰ってくるかわからない私を⋯






終わりを切り出したのは私から⋯


いつも優しかったあなたを傷つけたのは私


そんな私に手を差し伸べてくれたあなたの優しさは


昔とちっとも変わってない


その優しさに甘えようとしてる私は⋯


ずるいね⋯  また傷つけてしまう?






                   出逢った頃の二人に
                   
                   もう一度戻ってみたい

                   初めて出逢った場所に

                   もう一度戻ってみたい