彼に逢って来た 26年ぶりに⋯
26年全く逢わなかったわけじゃないけど
彼の声を26年ぶりに聴いた様な気がした
私の横で響く彼の声に懐かしさと愛おしさで頭がクラクラする
何とも言えない感覚に襲われた
でも、想像通り彼の優しさは全然変わっていなかった
私に逢いに来る電車の中でドキドキが止まらなかった って
ちゃんと話せるかどうか心配した って
私も同じ
時間とともに二人に間に積もってたいろんなものが
少しずつ溶けていったような気がする
若かった二人の昔話
私の知らなかったあの頃の彼の想い
私が思ってた以上に私の事を想ってくれてたんやね
あの頃は自分の事しか考えられなくてずいぶん彼を傷つけてた
手を差し出すとぎゅっと握ってくれた
懐かしい彼の温もりが私の芯まで伝わって来て涙がこぼれそうになった
あの頃毎日のように聴いていた彼の鼓動が私の耳を通り過ぎて
私の中に入って来た
お互いギリギリのところで理性と感情を抑えて⋯
いま 感情のままに過ごしたら傷つける人がお互いたくさんいるから.....
何も考えられなくなっている私に彼は
「俺も男なんやで」 って
わかってるよ そんなこと
あなたはずっと私にはれっきとした 男 やったょ
一時の感情に流されないように私を悟て自分を抑えてるのが
痛いほど伝わって来た
今でも私にそんな風に想ってくれるんやね
いっぱいいっぱい二人で話したこと
忘れないでいたい
あなたの手のぬくもり
私の頬を撫でるあなたの指
忘れないでいたい
お互い嫌いで別れたわけじゃなっかたんやね
26年たってからわかったお互いの気持ち
だからこそ今の自分が悲しいな
また.......逢えますか